福岡市西部の住宅地にあるプロショップ「南米商会」に通ううちに自転車のとりこになった仲間が、自然発生的に集まって練習会を自主運営しています。休日の練習会=朝練だけに飽き足らず、何かと理由をつけて集まっては呑み、悔い…んにゃ食い、走っております。秋恒例の「板屋峠ヒルクライム」とDr.K主催のイベントについては、別コンテンツにてご紹介しておりますが、その他、多分に思いつきで「やろっか」となったイベントをこちらにまとめてみました。

楽しくサイクリング・イカ食い合宿(2012/5/19〜20)
往年のイカ食い競争を1泊2日で復活させたイカ食い合宿。大変好評で、もちろん今年もやりました。今回の合宿地は呼子港近くの国民宿舎「呼子ロッジ」です。お土産買うのに便利がいいからかな?
さて今回、南米商会新体制になって初の本格的イベント。わざわざお店を閉めて新代表NAGIちゃんは皆と実走、麹さんは普段のいつもの過積載氏、Sさんとサポートを引き受けて下さいました。
走る方も、めきめき力を付けている新人さん2人、初めて半年ながら楽しさにのめり込み始めたお姉様とフレッシュな顔ぶれもあってサポート隊を含めて計19人の大人数。これにお見送りと称する日帰り組2人も参加して毎度賑やかしいイベントになりました。
新しい方も多いので、あらかじめコース案をルートラボで提示、迷子になった時用にペーパーも配るなど、行き当たりばったりが常の南米朝練としては異例に気合いが入っておりました。

1日目のコースは、いつもの通り唐津街道の快走海沿いコースから東松浦半島を竹木場経由で西岸に抜け、時計回りに呼子を目指すルート。(ルート図
玄界灘沿いの唐津街道は、今回も微風、初めての方も30km/h〜35km/hの良いペースで駆け抜けました。
また、今回は唐津市のうどん店で昼食休憩をするという、脳味噌まで筋肉で出来ているメンバーが多い朝練としては大変常識的なスケジュールでありました。ここで食べ過ぎたメンバーは、直後の竹木場の上りできつい目に遭ったようですが……。
東松浦半島の西岸は、アップダウンが繰り返すなかなか歯ごたえのあるコースですが、完走できるかどうか心配だったお姉様もほとんど遅れることなく付いてきます。おかげで予定よりかなり速いペースで走れ、普段は通り過ぎるばかりの浜野浦の棚田で風景を愛でたり、呼子港の土産物店を物色するなど、普通にサイクリングの楽しさを味わうことが出来ました。

仕事を終えて夕方合流した2人を交え、呼子ロッジで透き通ったイカ、たくさんのビールにうまい日本酒でたっぷりと英気を養った2日目は、さっさと海沿いに出てひたすら福岡を目指す平地快走コースです。(ルート図
前日夕方合流した最年長65歳の竹藪センセ、走り足りないと見えていったん玄海原発方面に出た後、七山〜三瀬の山岳遠回りルートを選択、同伴者(犠牲者とも言う)を物色しておりましたが、結果が見えている古株は全員知らぬ振り。初参加で元気の良いTさんが同伴することになったのを生暖かく、見送ったのでありました。
この日はまっすぐ帰るだけなので、15kmごとに休憩を挟み、のんびりとしたペース。午後1時には全員無事に南米商会に帰着することが出来ました。
でほとんど変わらない時間に竹藪センセらも帰着。出発した時と表情の変わらないセンセに比べて、Tさんのげんなりした顔が大変印象的でした。
ともあれサポート隊の皆さん、お世話になりました。

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