還暦ジャージ製作記
南米朝練には50代、60代のメンバーが大勢います。おっさん臭いので若い方は入りづらいというのが、じじいどもがのさばる原因のひとつでしょうな。「俺だって会社じゃそれなりの立場なんだがなぁ」と40代のメンバーがパシリをさせられてボヤくのも、まぁしょうがないやね。
それはともかく、遠目にもじじいがヨタヨタ走っていると分かるように「派手なジャージを作ろうや」という話が進んでおります。赤いちゃんちゃんこのイメージで。危険色の発想だな。
オーダー先は、前回と同じチャンピオン・システム。品質、値段ともメンバーの評判が良かったので迷わず決めました。デザイン担当はもちろんボーズ氏。忙しい仕事の合間を縫って、同社の担当とやりとりをしていただいています。
発注には最低10枚が必要ですので、一番使い勝手の良い夏生地長袖をオーダーすることにしました。もちろん、要望が多ければその他も考慮します。
初稿が右の2案(画像をクリックで拡大)。左は現在のライトグリーン(トノサマガエルバージョン)を朱色に置き換えたもの。右はさらに過激に、ちゃんちゃんこのイメージそのまま。この2案をブラッシュアップして、どちらかに決めることになります。すでにボーズ氏から一部修正を指示していただいています。近く返事があるでしょう。
2013/2/2

ボーズ氏が一部手直しを指示したものが出来上がってきました。チャンピオンシステムは中国で生産していますので、旧正月に当たる1月後半から2月初旬は春節の休みに入る所が多く、多少時間がかかりました。急ぎの場合、その辺を考慮した方がよいでしょう。南米朝練は毎度行き当たりばったりなんですが…。
3案のうち左上は、初稿の朱色バージョンの胸のマークを小さくしたもの。一番おとなしいですね。右上は、オリジナルジャージにちゃんちゃんこを羽織ったイメージ。”危険色”の発想からすればこれでしょう。でも着るのに勇気がいりそうです。左下は初稿朱色バージョンの白色部分に千鳥格子をあしらったもの。派手ですがなかなかおしゃれ、ではあります。
2月17日の朝練でお披露目しました。さあどれが良いと思います?
普通の感覚なら左下、ではないでしょうか。これならイベント会場で着ても良い意味で注目されるかな?
ところが、何やら右上になりそうな気配が漂っております。やっぱりそう来るか、ってなもんや三度笠。異論は声の大きいヤツにかき消された、という気がせんでもないが、いいんだ、年寄りは我が儘で。イベントで着たら誰も近付かんわね。
あと、微調整して近々受付を始めます。微調整で終わればいいが、「寿」の字を金で入れたらどーだ、何て話も出てますな。これ以上危なくなるのは、さけたいなぁ。着れるか?(^^;)
2013/2/17

微調整した最終案(だと思う)がこちら。ちゃんちゃんこの部分が広くなり、かなり印象が変わりました。前回案よりも落ち着いていて着る勇気がほんのちょっと少なくて済みそうです。それと背中の下半分に和風の模様(露芝だな、これは)が入っています。芝草に朝露がかかっている様子を図案化した伝統の着物柄。渋いですな。
ということで、申込書を某南米商会に置いておきます。1枚8500円ナリ。現金を添えてお申し込み下さい。→申込書はこちらからもOK
2013/2/23

と、ゆーわけで5月に出来上がってきました。
出来栄えは、想像以上に派手、目立つ! これなら車もよけるでしょうし絡んでくるローディーはおりますまい。ある意味、焦げ茶と黄色の鮮やかな対比で、周囲に危険を知らせているムカデと同じかも試練。
ノーマルバージョンとアラ還ジャージの競演は右の写真でどうぞ。モデルが良いので(^^;) どっちも格好いいですな(^^;)。
ところで、いつぞやご案内しましたが、ノーマルバージョンは常時注文を受け付けることにしました。ジャージ、ジャケット、レーパンが10アイテムそろえば発注できます。申込書に記入の上、10アイテム貯まるまでお待ちいただきますよう、よろしくお願いします。
申込書はこちらからダウンロードできます。
還暦バージョンも10アイテム集まればオーダー可能です。そうそう物好きがいるとは思えませんがね。
2013/6/1