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南米商会の引っ越しの時、発掘(^_^;)された古いNAMBEIロードフレーム。
フレーム番号などから推測するに、かなり初期のものらしく、もう20数年前のフレームです。フォークはありませんでした。パイプは多分、019と思われます。今やすっかりオタクと化した某氏が譲り受け、その後、別のフォークが見つかり、2007年になってようやく蘇生させることができました。
ラグの削り込みをはじめとする工作を見ていると、雑誌「自転車人」に南米社長が「伝説のビルダー」と紹介された理由が分かる気がします。パーツはDURA25周年メーン。レニヤーノグリーンにMAVIC・ORO10の金色がしゃれてますねぇ。
ご本人にとっては初めてのクラシックバイク。スタンダードサイズのクロモリのしなやかな乗り味を堪能されています。寿バイクになりそうですね。 |
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24inchチューブラーのミニ・ベロ。もちろん既製品にあろうはずがなく、ケイリンフレームで定評のあるシマザキ(Shimazaki)製スペシャルです。
所有者は現役競輪プロ。あの業界では有名な自転車趣味人で、私などは及びもつかない知識と台数とパーツを所有しております。
元々、24インチのロードレーサーとして組んでいたのを、大変珍しい3tttのオールラウンダーバーを入手したので街乗りプロムナードに変身させたということです。街乗りとはいえ、Cレコード前期型、ラージハブを使った贅沢仕様。ブレーキレバーはCLBかいな? ハンドルバーは3tttの鉄!!。何て言ったかな?この格好のやつ。
聞くところによると、商売道具を発注した後にこれを注文したら、こちらが先に出来てきたそうな。ビルダーもこーゆーの、結構好きなんですねぇ。(ってこんなこと、書いていいんか?)。
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仕上げもご覧の通りだし。ちなみにアルファロメオのエンブレムにそっくりのヘッドマークは本人の洒落です。
蛇足ながら、小径車をmini Veloといいますが、それのロード仕様をmini veload などと呼ぶことはありません。タイトルは単なる語呂合わせですのでご容赦下さい。
m(_ _)m |
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20数年間、眠っていたNAMBEIロード。オーナーの健康維持のため、2007年9月、日の目を見ることになりました。
コロンバスSLにカンパSレコード中心で組んだ、ごくオーソドックスなロードレーサーですが、細かいところを見ていくとこれはすごい。
コルナゴ純正のラグはこれでもか、と言わんばかりに先端に行くに従って薄く削り込まれています。明るいガンメタの塗装と相まって、大変綺麗ですね。フォーククラウンはチネリMとのことですが、ヒゲはオリジナル加工。BBもちょっと見たことのない形状をしています。
シートラグからトップチューブ方向を写した写真をご覧になるとおわかりになるように、どこにもひずんだところがない。
実際に全くストレスなく、真っ直ぐ走って思い通りに曲がります。
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南米社長が「一番気合いの入っていたころの作品」と自らが認めるほどですから、まぁ そういうこと。
できることなら買い戻したそう、でもありました。
ところでコロンバスのSL系パイプは、その後、SLX、TSX、SLX-NEWなどがありますが、スプラインの入ったSLXやTSXは日本人には硬すぎるようで、周辺にもSL愛好者が多いですね。 |
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