最近、数多くの「クスリ」が出回っています。「無理なくやせる」と称する怪しげなダイエット方もまったく廃れる気配なし。ホントに効くのならとぉの昔に肥満の悩みはないはずなのにね。それでもついつい買ってしまったり試してみたりを繰り返すのが、凡人の弱いところでありまして……。

CW-Xの意外な使い道>2004/11/9
スポーツ時の筋肉や関節を安定させてサポートするという触れ込みのCW-X。イチローをはじめ、おばさんに人気のウニュウニュ歩く気味の悪いオヤジ何とかつぅたな、なんかが愛用しているやつ。
あれ、トレーニング後にはいてゴンゴン昼寝すると疲れがとれるとか。
朝練仲間が愛用しています。自転車に乗るにはまったく向いていないそうですが、意外な効用があるということですね。

脂肪燃焼・常識の落とし穴>2004/12/22
先日のN紙にT福岡大学スポーツ科学部教授が脂肪燃焼の常識について書いています。要点は「運動は20分以上続けないと体脂肪を落とす効果がない」と言われていることが本当か、ということ。
運動不足気味の高齢者を対象にした研究の結果、週1回10分間のステップ運動2回とレクリエーションによる運動、などのメニューを3か月続けた結果、減量の効果がはっきり表れたというものです。
この例から教授は、運動中に何が燃えるか、ではなく一日の全エネルギー消費量の収支がマイナスになれば体脂肪が減り、プラスになれば増える。こまめの運動で、一日トータルのエネルギー消費を稼ぐことが肝要。と結論付けています。
つまり、ぐだぐだ講釈垂れる暇があったら体を動かせ、ということですな。(-.-;)y-~~~

脂肪燃焼・続常識の落とし穴>2005/6/20
N紙で続いているT福岡大学スポーツ科学部教授の連載「ニコニコペースのからだ学」は、大変勉強になります。=商売敵でもいいものはいいのだ(^▽^ケケケ
先日は、長時間の運動後の疲労回復をテーマにしておりました。まさか詳しく書くわけには行きませんが驚いたのが、運動当日朝の食事についての所見。炭水化物を過剰にとると、筋肉内のグリコーゲンが優先的に消費されてしまう。逆に高脂肪・高タンパク食の方が脂肪代謝が促進される。
運動当日の朝食は、主食少なめ、おかずをしっかり食べて、運動開始直後から運動中に糖分を補給すると疲労が軽減できる。
とまぁこんな内容です。自転車、それも各種かけっこ大会のレベルでも当てはまるのかどうか。ゆっくりお話をお伺いできるとよいのですが・・・・・。

アブラい薬・ゼニカル>2006/3/26

アメリカで処方薬として使われているダイエット薬「XENICAL」。
脂肪分解酵素の働きを阻害することで脂肪の吸収を妨げます。食べたものの脂分が一定量そのまま排出されてしまいます。「トイレに行ったら脂で虹が出るよ」と言われ、まぁ大げさな、と思っていたら、飛んでもない!
虹どころか油膜がべっとりと水の上を覆っているではありませんか。
確かに、直腸から脂が出て行く感じがあったもんなぁ(食事中の方ごめんあそばせ)。
まぁケタ違いな肥満がざらなアメリカ人のためのクスリですからねぇ。脂溶性のビタミンなんかは確実に不足するだろうし、日本人には強烈すぎるかも。
もちろん国内では(正規ルートでは)売られていません。悪しからず。
m(_ _)m