2006年夏 2006メーンへ
北海道、東北の旅を終えて東京まで到達した平田先生、今年はもう一度東北を走りました。懐かしい同窓生との再会、僻地医療で理想を実現した村の訪問、熊との遭遇etc....今夏も、思い出深い旅を堪能されたようです。

8月12日(下北半島を時計回り117km)
朝食後7時出発。曇り濃霧注意報あり。脇野沢までは陸奥湾に面して平坦でほとんど風も無い快適な45km。
そこからの海峡ライン50kmはとても海の近くを走っていると思えない山岳。10%の勾配が何度もでてくるし霧の中に突入。
車は1時間に数台通るだけ。道路には人間の物でない”う○こ”がある。ゆっくりしか登れないので太もものうらで虫が血を吸う。笹薮でがさがさと音がする。
人間と動物の共存の建前より身の危険を感じ足に力が入る。ボトルの水も少なくなってきて丁度下って降りてきたところに食堂があったが、勢いで過ぎてしまう。
下北半島は斧の形をしており刃の部分に名勝仏ヶ浦がある。自転車を下り往復40分歩いて行ったが絶景。戻って茶屋で飲み物を一気飲み、ボトルにも入れたかったが遠くに止めていたので全部飲んでしまう。
これが間違い。
また山の中に入ってアップダウンの連続。水も補給食も空。車にSOSをお願いしようかと何度か思う。道路から少し離れた集落を発見登りながら見ると赤い自販機がある。即Uターンして座り込んで半分飲み半分はボトルへ入れる。
佐井村からは平地で民家もありやれやれの疲労困憊で大間崎に着。へたれてしまい又自販機の前で座り込んで一気飲み。

「縁」
Wさんとお会いする約束していたのだが携帯がつながらず、大間でようやく連絡が取れたらもう近くに来ているとのこと。
大間崎で青森在住の大学時代の同級生Wさんと29年ぶりの再会。
どんなおばさんになっているだろうとわくわくしながらだったが普通に「やぁ〜」って感じ。
同級生って良いもんだ。
2年前の自転車旅行で青森の診療所近くを通ったので電話したが不通。帰って絵はがきを出し連絡が取れた。
下北と三陸は挑戦してみたい所だったのと、Wさんがぜひもう一度東北を走るように背中を押してくれたのがきっかけだ。
それと竜飛で出会ったNさんが北山崎は素晴らしいと写真を送ってくれたのもひとつ。実は大学を卒業して4年後Wさんが東京の職場に一度訪ねてきてくれていた。その時の状況は全く記憶に無いが今回の再会のきっかけのひとつになっていると思う。卒後34年経っているのに会ったとたん普通に同級生の会話。一気に逆戻り。
車で恐山に連れて行ってもらいその後下田のイオンでNさんご夫婦と再会。今回はかわいいいお子さんが増えていた。
「人間って人と人の間で生きていて些細な事で心が動かされまず一歩を出し行動して大きな感動となるんだな。」と感じる。
本日の宿泊地ウェルサンピア八戸でシャワーを浴びWさんのご家族に会った後「番屋」で同窓会。
地酒と地魚そして楽しい会話で時間が経つに連れ過去の記憶がよみがえってきて今の記憶がだんだん薄れていった。
青森の地酒「杉玉」「菊駒」はうまかたな〜。すべておごってもらい恐縮。


本日の走行データ
T:5:14
M:57.4km/h
A:22.2km/h
D:117km