2006年夏 2006メーンへ
北海道、東北の旅を終えて東京まで到達した平田先生、今年はもう一度東北を走りました。懐かしい同窓生との再会、僻地医療で理想を実現した村の訪問、熊との遭遇etc....今夏も、思い出深い旅を堪能されたようです。

8月15日(盛岡〜花巻空港70km)
"熊と遭遇” 
メトロポリタン盛岡を8時半出発、前日車で走った106号線を宮古方面へ15キロ走り右折して小さな橋を渡ると予定していた県道43号に入る。 
一車線の舗装道路で根田茂川沿いに緩やかな登りだ。水が澄んでいて川魚が泳いでいるのが見える。穏やかで幸せな気分になって数キロ行くと○○ダムが完成するとこの辺りまで水没すると看板にある。これって環境破壊じゃない!?!

自然と調和して暮らすのはなかなか難しいのだな〜なんて思いながらしばらく走ると70mほど先の左に、高さ1m弱の黒っぽい固まりが目に入る。
どきっとして立ち止まりよく見るが動かないので石かなとも思うが直感として動物っぽい!!!
10数秒お互いかたまっていた。そして黒い固まりはゆっくり歩いて山の中に消えていったので、熊だとわかった。
そのあいだ中、心臓はどきどきするが呼吸はできていなかった。

無意識に自転車をUターンさせたところに対向車が通り過ぎて行き我に帰ってまた前進した。
少し行くと小さな集落があり子供たちが川に石を投げて遊んでいたので熊のことを話すると
ビックリしていた。
さらに進むと冬に通行止をするためのゲートがあり、そこからの30分は激坂で、熊どころではなく自分の心臓との勝負となった。
頂上は盛岡市と花巻市の境。車には1台しか遇わなかった。下りてくると早池峰ダムがあり、ようやく普通の人間に戻ったような気がした。
昼過ぎに花巻空港着。自転車と荷物を預けるが、パンク修理の接着剤を没収される。ビールで軽く完走の乾杯。福岡空港から蒸し暑い中を走って帰る。

本日の走行データ
T:3:08
M:51.0km/h
A:22.2km/h
D:70km+13km