少しは走れるようになると、欲しくなるのがロードレーサー。南米商会の社長に相談、カウンターの上にぶら下がっていたTVT92で組むことになりました。1994年初夏でした。学生のころのトラウマで、カンパ・レコードにグランモ、リーガル・チタニオと贅沢な仕様。最初、リムはマビックGL330を使いましたが、1年ちょっとでヤワになり、カンパ・オメガVに替えています。ZIPP・MID/Vで決戦用ホイール(^^ゞ (いい年をしてナニを考えたのでしょうか?)も造りました。
長崎に単身赴任中は、トレーニング用としてニシキのクロモリロードレーサーを併用してました。100Kのくせに良く走る自転車でしたね。「TVTの1/6の値段で半分の走りをする」って言ってましたが。ホント。単身赴任が終わり、福岡に戻った時、知人にもらわれていきました。
当時は、まじめに練習してました。
まぐれでツール・ド・国東Bコースで10位でゴールするなど、多少力が付いたと誤解、「TVTじゃ柔らかい。もっとシャキッとしたのがほしい」と分不相応なことを考えて入手したのが、レモン・チューリッヒです。当時、話題のレイノルズ853に乗りたかった、ってのも理由のひとつ。国産のパーツも使ってみなくては、と、77ドラで組みました。カーボンフォークが、昔のTREK系によくある「硬けりゃいいだろ」ってヤツで、これには参りましたがフレーム自体はバネ感が強くシャキッとした乗り味でした。
ところで77ドラ、いわゆるカックンブレーキで、どうにも相性が悪く、最後までなじめなかったですね。
 結局、1年半乗りましたが、フレーム自体には大変満足でした。
 現在、このマシンは朝練後輩のO君が大切に乗っています。サドル、クランク、フォークは彼の好みで変えていますが「良く走る」と満足そうです。