復活なったNAMBEIの試作品019フレームがあるにもかかわらずどうしても最近のパイプに乗って見たくてオーダーしたフレーム。
仲間が次々にオーダーする8630だの8630Rだの、新世代のパイプの乗り味が昔のとあまりに違ったのがきっかけですね。
せっかくだから仲間内ではまだ誰も乗っていないULTIMA−Rにした次第。
結果は、想像を遙かに上回るものでした。まるで後ろから押してもらっているように進みます。試乗した社長は「アシスト車に乗っているよう」と評していましたな。とにかく平地での伸びがすごい。019フレームとスケルトンをまったく同じに造ってもらい、ホイールはじめパーツも同じなので、パイプの差としか考えられません。実際、朝練かけっこで、私がほぼ最後まで先頭集団の後ろでヒラヒラできるのですから。
硬いか柔らかいか、と言われると多分硬い部類。それが苦にならないのはバランスの良さでしょうか。
ただ重量級でトルクのある御仁は、「かかりがイマイチ」「巡航はいいけどねぇ」とさほど感動した様子はありませんし(彼らには853とか、オーバーサイズバージョン向き?)、多分初心者では踏めないと思う。意外とピンポイントなのかも知れません。
いずれにせよ、今更レースに出るわけでなし、年寄りにはこれで十分以上。サイズ、色自在で200Kでできるんだから。
マジ、カーボンいらんわ。
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