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新しいパーツやメーカーの噂、非力なローディーの試乗記、複雑怪奇なパーツの互換性をクリアする方法etc・・・。自転車雑誌やプロショップでは相手にされないお話を集めてみました。随時更新します。
ただし、あくまで「噂」と「裏技」です。眉にツバを付けてお読みください。安全のためには「裏技」はお試しにならないほうがよいか、と(^^;) 思います。
(2005/5〜2005/9)

<TIME試乗会>2005/5/15
TIMEの新車種、VXSとVXエッジの試乗車が15日、南米商会にやってきました。朝練後の短い時間ではありましたが、これに常連が最近造ったばかりのLOOK585、社長のLEMOND(チタン+カーボン)etc...何ともぜいたくな試乗会となりました。
長い距離を走るわけではありませんので、そのフレームの素性を垣間見る、程度であります。
TIMEは、「LOOKより若干硬い」という印象は一致しました。LOOKがBB周りにバネ感を残した印象なのに対して、BBがよりガッチリしてバネ感の少ない印象。それでも以前に書いたスペシャライズドよりはガチガチではない。というところでしょうか。2歩目、3歩目の伸びがすばらしい。カーボンらしい角の取れた乗り心地ですが、LOOKのようなしなやかさではない。リアの突き上げは結構感じます。
意外だったのが操縦性がかなりクイックだったこと。登りはすごいだろうけど、下りは慣れが必要ではなかろうかと。まぁこれは反射神経も度胸も視力も落ちた50のおっさんだから感じることで、若者には関係ないでしょう。
個人的には「カーボンフレームのトレンド上に乗ったレース用機材」という印象です。LOOKとTIMEとどちらか選べ、と言われると私の走力ではLOOK。私よりトルクフルな人なら、LOOKよりTIMEの方が走るという印象を持つかも知れない。いずれにしてもとんでもなく高いレベルでの話ですが。
高価なバイクを試乗する機会を作ってくれたダイナソアと南米商会にお礼を申し上げます。
欲を言うと、朝練フルコースを走れたら、もっと良いんだけど。(^^ゞ

<知らないと言うことは・・・・>2005/6/11
今月号(っていうのか?普段は読まないから知らない)のターザンが、自転車を特集しています。
いや 久しかたぶりに笑わせていただきました。ありがとう。ヘ(^o^)/ いや、すごいわ。
何せ、ロードの乗り方、みたいな特集でQuickstepのメンバーがモデルを務めているんですよね。延々と20ページ。
恐るべし! ジャパニーズ流行雑誌! Quickstepのみなさんのポジションやギア比、フレーム選び、食生活を参考にできる人は急いで買うべし!
超一流が単なるミーハー雑誌に登場するというギャップがいかにもジャパニーズパワー! 
何と言っても、彼らを参考にすれば健康でスリムな体になる、という短絡的な書き方が、面白い!まねできる人はやって下さい。(^▽^ケケケ。
読ませようと思うとそういう誤解を与えないと成り立たないのは認めるけど。
まぁ雑誌とか電波とか、その程度よね。
しかし、いくらカネを積んだんだろう?
出版業界は未だにバブルが続いているのかね?(古い!) 
(^▽^ケケケ

<え! 12速? &・・・・>2005/6/24
ご存じカンパ教サイトに、「Vicenza(カンパの会社所在地)で、2006年に12速レコード・グループがベールを脱ぐ、という噂が流れている」なる文章があります。(@_@)
なんですが、ここの書き込み、外れたことがないんで・・・・・。2006年モデルなのか、それともその次のモデルなのか? なんですね。
その他、2006年モデルとしてカーボンブレーキ、これはアルミ芯にカーボンを巻いたモノらしい。カーボンハブ、ベローチェクラスのアルミコンパクトクランクなどなど。
アルミコンパクトクランクのことについて「カンパは、FSAと、次の年にコンパクトクランクを出すSHIMANOのプレッシャを感じている」ということらしい。SHIMANOも出すのね。でも「次の年」、って2006のこと?それとも2007?
(+_+)

<ホイール選び・1>2005/8/30
完組ホイール全盛で、様々なタイプのホイールが出回っています。どれを選べばよいか迷いますねぇ。
【ハイトの低いカーボンホイール】
ハイペロン、ボントレガーXXXなど。
登り専用、というのは誰でも分かりますが、軽い外周による鋭い加速を生かせば人の後ろに張り付くのが大変楽です。常に人に張り付いて文句を言われないような立場の人(クラブの長老格とかね)にもお勧めです。
逆に、踏むのをやめたらすぐに止まる(ような気がする)ので、高速単独ランが好きな方、先頭を引く運命にある人(若者)には向きません。また自立感が乏しいので下りが下手な人にはお勧めしません。

【ノーマルハイトのアルミホイール】
ニュートロン、キシリウム、フルクラム、シマノなど。
あらゆる場面に安心。ただし硬い。比較的乗り心地の良いキシリウムあたりでも手組みのホイールに比べると遙かに剛性が高いので、くたびれてくると辛いのは事実。

【ハイトの高いアルミホイール】
シャマル、ユーラスなど。
エアロ効果を生かした高速巡航がウリ。特にシャマルはいったん40km/hオーバーに持ち込むと異次元の世界が楽しめる。ただし加減速が辛い。当然登りも辛い。

ハイトの高いカーボンホイール】
ボーラ、ZIPPなど。
登りも高速巡航も可能。万能のように思えるが、横風に弱い。特に下りコーナーであおられた日には・・・・。(>_<) 往々にして横剛性が弱く、もみ合うような場面にもあまり強くありませんね。

ZIPP〜ニュークリオン、ボーラ、シャマルetc 練習仲間のを借りたのを含めれば、それなりの数のホイールに乗っての印象です。完組ホイールになって、それぞれの性格がはっきり出るようになりました。とっかえひっかえできればとても楽しいですが、なかなかそうはいかないでしょうから、そのホイールの性格を良く考えながら選ぶことが大切ですね。
で、さんざ遍歴をしたあげく気になっているのが、ノーマルの手組みホイールなんだわ。これについては続く。

<第三のコンポ>2005/9/10
ユーロバイクショーに、SRAMがロード用コンポーネントを発表。シマノ、カンパに続くコンポーネントメーカーに名乗りを上げました。
手元チェンジの機構が世に出たのが’80年代後半。つまり様々な特許が切れるわけで、今後、さらに増えることも予想されます。いつだったかFSAの社長も乗り気だと言っていたような・・・。
SRAMのコンポ、写真で見た限りではデザインも良く、プロチームへの供給も考えているようで、当面、三つどもえのシェア争いが展開されそうです。
ブレーキブラケットですが、ブレーキレバーの後ろに変速用のレバーがひとつだけ付いています。あるサイトによれば大きく動かすとアップ、小さく(click-click とありました)動かすとダウン、なんだそう。どういう仕掛けになってるんだろ? 
(^0_0^)

<ステムが割れた!>2005/9/19
久しぶりに鉄MASIを引っ張り出して、さぁ乗ろうとハンドルに体重をかけたとたん、「バキッ!!」と大きな音がして、ハンドルがぶらぶら。
ごらんの通り、クランプがものの見事に割れてしまいました。ステムはチネリ・XA。
かれこれ5年以上使っていますので、経年変化? お気付きの方もいらっしゃるでしょうが、ハンドルが3tttであります。シムをかませて寸法は合わせているんですが、そのせい?
等々、いろいろ考えてみたんですが、そもそも一番力のかかる部分を大きくえぐって、バッヂを付けるってぇのが無理じゃぁないのかね? と自分のことを棚に上げて腹を立てております。
で、数あるストックの中から代わりに取り付けたのが、ICS仕様のXA。(^^ゞ 意外と懲りない性格なんですな。ま、今度は、割れなくても5年ぐらいで新品に代えるつもりです。まだあるし。
(^▽^ケケケ
ついでにもひとつ。
軽量ステムの定番「The Stem」に入ったヒビ。一度、落車しているので強烈な衝撃が加わった可能性を否定できないとはいえ、頑丈、というわけにはいかないようです。
こういうパーツを使うからには、念入りな点検整備が欠かせませんね。

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