＜際物？優れ物？・２＝猛暑対策＞2007/8/5

何を隠そう、体がソフトクリームでできているので、普段はドン亀なのが、真夏はカタツムリかナメクジぐらいになってしまいます。 さすがに溶けてなくなってはまずいので、いろいろとグッズを物色して見つけたのがこのＵＶカットアームカバー。日焼け止め製品の性能指数ＵＰＦは５０となかなかですが、愛用している朝練仲間の弁によると、日焼け止め効果はさておき、汗をかいてくると気化熱で涼しい、とのこと。 容赦ない日差しが照りつける８月５日の朝練で使いました。途中、片方だけを外してみたりいろいろ試したところ、確かに効果はあるようです。途中、大休止場所の井戸水でしっかり濡らした後は特にヒンヤリとして気持ちが良かったですね。 ただし、時速２０ｋｍ／ｈを切るような登りでは効果なし。暑苦しいだけ。後はアームカバーの締め付け感をどう考えるか、でしょうね。やはり気化熱で首筋を冷やすキャップは重宝していますけれど・・・・。

＜際物？優れ物？・３＝インソール＞2007/8/5

ＳＩＤＩのインソールがイモで、靴の中で足がウニュウニュと動いて気持ちが悪いので、評判の良いスペシャライズドの「Ｆｏｏｔｂｅｄ」なる製品を試してみました。 売りは足の傾きを補正できる、という機能です。足の裏は、地面に対して内か外かに傾いているのが自然なのだそうで。つまり、ペダリングの際にどちらかを持ち上げてやった方が、膝や股関節に無理がかからない、という触れ込み。写真の左側に写っている濃淡２種類のグレーの板が補正用のスペーサーです。 最初は、正直あんまり分かりませんでしたが、途中でスペーサーを抜いてみたところ、明らかに股関節に違和感が・・・・。要するにガニ股を無理して内側で踏んでおるのですな。

ということで、なかなか良いモノですが、インソールそのものも厚みがあり、少なくとも１サイズ大きい靴を選ばないと, ただ痛いだけ。私の場合、ＳＩＤＩだと41.5がジャストサイズですから多分４２が適正ということでしょう。ですから靴を選ぶ時に一緒に買わないといけないでしょうね。 それと、値段もねぇ。

＜際物？優れ物？・号外＝インソールその後＞2007/8/11

ＳＩＤＩのインソールを再度試してみて、意外なことに気が付きました。これまでよりも、ペダルを踏む位置がかなり内側になっていました。Ｑファクタが短くなったってこと。 インソールを入れた時のジャストサイズ４２のシューズを入手して、クリートの位置合わせをしました。私はまず、クリートの左右傾きを合わせ、次に前後位置を決めています。この順にした方が感覚をつかみやすいからですが、平地と登りのコースを乗ったり降りたり１時間ほどで、おおかた決まったもののなぁんかしっくり来ない・・・・。ハタと気付いてクリートを靴の外側に思いっきり寄せ（つまり踏み幅を狭く）調整したら、ようやく自然な感じになりました。 これまではどちらかというとペダルの外側で踏んでいたんですがね。インソールの内側が高くなったことが影響しているとしか思えません。

＜際物？優れ物？・号外その２＝アームカバーの日焼け止め効果＞2007/8/11

猛暑対策に効果あり、と紹介したＵＶカットアームカバー、もちろん日焼け止め効果もかなりあることを実感しました。 朝練の日、夕方いつものように南米商会で油を売っていると、「足、真っ赤ですよ」との声。最近、丈の短いアソスのレーパンを履いているので、それまでのミズノのレーパンの日焼け跡より上が日に焼けて真っ赤になっていたのであります。足には日焼け止めを塗っておりません。 一方で同じ時間炎天下にさらされていたはずの腕はまったく変化なし。当然ですが、アームカバーの効果です。

＜３台のDE・ROSA＞2007/9/16

某商会に持ち込まれた３台のクラシックバイク。 好きな方は、ひと目見ておわかりになると思いますが、いずれもクロモリのDE・ROSA。 手前から「40th Anniversary」「Nuovo Classico」「35th Anniversary」です。 諸般の事情で、手放すことになったらしいです。大変丁寧に乗っていたので、傷もほとんど見あたらず、極上コンディションです。 「40th Anniversary」はSLX-NEWパイプ。エルゴレバーのCレコード８速メーンに、スポークはチタン製。「Nuovo Classico」はTSXでＳレコ７速仕様。FIAMMEのHARD SILVERにSTELLAのスポークと純イタリア仕様。

「35th Anniversary」はＣレコード初期型で、デルタブレーキ仕様。本来はこのモデルのために造られたブルーグレーのアルマイトのヤツ（センチュリーモデル、とか言いましたっけ）です。 いずれも大変珍しいモデルで、極上コンディションと相まって、そうそうお目にかかれるものではありません。さっそく話を聞きつけた常連の一人が、よだれを垂らして見ておりました。多分、うち１台は身請けすることになろうと思われます。 あとの２台、いずれ誰かに引き取られるとは思いますが、どうか、大切に乗ってもらいたいものです。

＜14T-25T　Titanium Sprockets＞2007/9/22

好きなレシオをチタン製スプロケットで組んであげる。というアメリカの業者を見つけて発注、１か月とちょっとで無事届きました。 寄る年波で、踏める上限はせいぜい４８T×１５T。若者とは違い、下りでギアをかけたりしないので、標準の１２Tとか１３Tとかは無用の長物。１４T始まりの組み合わせがないものか、と探していたのでした。 発注して数日後に「今、とっても忙しいから発送まで３週間待ってね」とメールが来ました。３週間ほど経って「送ったよん」と連絡があり、それから１週間ほどで無事に届きました。意外とちゃんとしてるのね。 注文したのはカンパ１０速用で１４，１５，１６，１７，１８，１９，２０，２１，２３，２５Tという組み合わせ。ご覧のように１４〜２１までがクロスというおっさんにとっては大変魅力的なレシオです。

これまでの経験から、性能に期待はしていませんでしたが、何とチェンジをスムーズにするためにシマノ風の加工（パテントがどうなってるかは、知らん。(^0_0^) ）を施していて、ちゃんと変速します！ 緩斜面をそれなりに頑張っている時、１７〜２１Tまで連続しているというのは大変気持ちがよろしい。 好きなレシオが選べて、取りあえずちゃんと変速して、チタンだから軽いし。これで送料、消費税込み３０K弱。今やレコードの純正カセットは３８Kになんなんとするらしいですから良い買い物かも。問題は耐久性、ですか？　6 Al-4Vtitanを使っているとは書いてあるけど・・・。 ちなみに対応するのはカンパとシマノの９，１０速で、トップ１１〜１４T、リアは２１〜３４Tまで、です。VISAかMasterCardがあれば購入できます。興味のある方はどーぞ。 http://www.mcmwin.com/ ところで写真でお気付きかも知れませんが、スプロケットが一枚足りず１５Tが入っていませんでした。取りあえず純正１５Tがあるので走ることは可能ですが、ショップには「入ってねぇじゃねぇか！　はよ送らんかい」つてメールを出しました。さて、どういう返事が来るでしょうか。ね。 (^0_0^)

＜３台のDE・ROSA　後日談１＞2007/9/30

某商会に持ち込まれた３台のＤＥ・ＲＯＳＡのうち１台が朝練仲間に引き取られました。 病膏肓に入り、クラシックバイクを探していた中年親父、であります。 「３台まとめて引き取れば？」という仲間の悪魔のささやきにも（かろうじて）踏みとどまり、一番クラシックな雰囲気を残す「Nuovo Classico」を選びました。 ２週間ほど掛けて磨き上げ、ピカピカになったフレームとパーツを持ち込み、自力で組み立てを試みました。 解体、組み立てをすると自転車の仕組みが良く理解できます。それは普段の走行にも必ず役に立ちます。 ヘッドとＢＢ周り、車輪組みはプロにお任せするとして、後は自分でやってみると良いでしょう。

まぁ、不謹慎ながら、横で眺めている分にはこれほど面白いものはないのでして。特に気の置けない仲間がこれをやってるのは最高の酒の肴であります。 今回もご多分に漏れず、元オーナーをはじめたくさんの野次馬に囲まれながらの悪戦苦闘。 それでも形になったクラシックバイクに大変満足そうでした。おめでとうございます。

＜14T-25T　Titanium Sprockets　その後＞2007/9/30

１５Ｔが欠けていたTitanium Sprocketsですが、２回ほどのメールのやり取りで先方が送ってくれることになりました。「お前が入れたビニール袋もＵＳポスタルの封筒も破れていない。こっちで紛失する訳がない」と言ったら納得しましたね。 大変対応が早い。メールを１日１回ちゃんとチェックしているらしく、毎回すぐに返事が来るし「ごめんね。すぐ送る。間違うはずはないんだけど、どーして入れ忘れちゃったのかなぁ」と連絡があって、ほぼ１週間後には現物が届きました。けっこう信用できると思いますよ。アメリカの業者とは何度かやりとりをしていますがなべて対応がしっかりしてますね。きちんというべきことを言うと、こちらが驚くぐらい素早い対応です。市場がケタ違いに大きいので、見つかる確率も高いし捜し物をする時は、アメリカ、ヨーロッパのサイトも参考にしてはいかがでしょう。