毎年5月の連休を利用して、Dr.Kは2〜3泊程度のツーリングを楽しんでいます。長い付き合いの朝練仲間も同伴することが多くたいていは珍道中になるのですが。これまで、仲間内で話を聞いて楽しんでいましたが、それだけではもったいないのでここでご紹介することを快諾していただきました。ただ、ほとんどは写真班がおりません。文字だけになることも多いですが、ナニ、その分はじけ飛ぶ親父ギャグの嵐をお楽しみ下さいまし。50代後半以上の親父でないと分からないものがあるのでできるだけ注釈を付けていますが、あんまりベタなものはさすがに放置プレイをしております。m(_ _)m
ところで、いただいた原稿を打ち込んだ後しばらくはATOKが変な変換して困るんだわ。
まぁそれは読んでいただくとよっくわかると思います。

おやじの夏休み2012(遠くへ行きたい夏バージョン)
<承前:予定は未定>
8/18(土)の予定
14時ごろ 福岡出発
16時ごろ 湯布院着
由布院温泉、食事等ゆっくりくつろいで下さい。早めに行ける方は先発隊で行かれて走ってもいいし、自走して(160kmぐらい)もいいです。自走した方には自走賞をプレゼント。
8/19(日)の予定
コースは4つ考えています。天候や気分により、どれにするか相談して決めましょう。ゆっくり楽しんで走りましょう。
Aコース
日本百名瀑、東椎屋の滝&西椎屋の滝、好きにしいや…多岐にわたる滝めぐりコース
Bコース
九重一周、これも苦渋の決断か。軽く一蹴してやるぞコース
Cコース
由布川渓谷、増水時には警告を受ける。そこには警官も驚くようなすばらしい景観が…コース
Dコース
由布岳登山、さすがに言ふだけのことはある。頂上では不思議な現象が…超常現象か。重畳至極なり…コース
宿泊地は標高700mの高原で下界よりだいぶ涼しいです。
真夏の一夜を下界で過ごすか、外科医と過ごすか、それは貴方が選択してちょいス。

行く前から疲れた…(T_T)

「おやじの夏休み」の顛末
子供のころの夏休みの思い出……キャンプ、花火、スイカ、バーベキュー、水遊び、海、虫獲り。ちなみに私はセミを獲るのがうまくて、セミプロと自称していた。
真っ黒に日焼けし、暗くなるまで遊び惚けていた夏休み。楽しかった夏休みも過去のものとなってしまい思い出も風化していた。そんなおやじにも夏休みがあっっていい。1日くらい仕事のこと、家族のことを忘れ、童心に返ってはしゃぐ日があってもいい。
よし、これはおやじの輝ける復権だ。ささやかなレコンキスタだ。年に1回くらいそんな機会を作ろう。そう思い立ち、今回の湯布院ツアーとなった。この趣旨に賛同いただける方は、また来年以降も多数参加してほしい。
今回は7人が参加。godzziさんと鹿島市娘さんが参加できなくなったのは残念だった。団長のgodzziさんが来られなくなり、私は腸を引きちぎられるような思いであった。
8月18日
車3台に分乗し、夕刻湯布院着。バルコニーでくつろぎ、露天風呂。豊後牛を食べ、夜遅くまで酒を飲みながら熱く語る。そう、いつも疎んじられているが本当はおやじは熱いのだ。空には満天の星、静寂の中、聞こえるのは虫の声と鹿の鳴く声、高原の涼風が心地よい中、至福の時は過ぎていく。

8月19日
事前に4コースを提示していたが、今回はAコースを選定。私が一番ええコースだと思ったからだ。他のコースはまた来年以降に行こう。
塚原高原は由布岳が間近に見られ、とてもいい感じの快走路だ。この後、少し下って東椎屋の滝へ。落差85m、九州華厳と呼ばれるこの滝は、ぐるりと滝の回りを絶壁が囲む幽玄な雰囲気、すばらしい滝だ。
そしてもうひとつ感動したのが、この滝で出会ったオニヤンマだ。少年時代以来の邂逅、夏の思い出と交錯する。皆、少年のような目をしてしばし見とれていた。私はオニヤンマに出会えて幸運な気持ちになった。ヤンマー幸運気である。
安心院まで下り。ここで安心してはいけない。西椎屋の滝まで登っていく。日出生ダムのすぐ下にある西椎屋の滝も落差86mのすばらしい滝である。
西東
好きに椎屋の
滝行脚
轟音涼しく
心安らぐ
この後、玖珠に下り昼食。水分峠を登り湯布院に帰る。水分峠では少し雨が降ったが路面はすぐ乾く。やはり水はけのいい峠なのだろう。そんなことを考えながら走ると登りも結構楽しいものだ。
今回、参加していただいた方々、楽しい2日間でした。ありがとうございました。T橋先生には露天風呂、食事の手配でとてもお世話になりました。ヨシダ君にはサポートカーで助けていただきました。やはりヨシダ君は健康ですね。ヨシダ健康って。徒然草か。


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