Dr.Kの強い思いから始まった東海道五十三次行、2011年10月9、10日に無事初年度の日程をこなすことができたそうです。実に8人の仲間が参加、けが無く戻ってきております。
プランナーを引き受けたINOUさん、同行のアヤベーダさん、BOSE氏、Mickyさんのブログ等(それぞれ拙HPトップページから飛んでね)で、あらましはすでにご承知かと思いますが、主宰のDr.Kがレポートを寄せてくれました。T橋さんによる写真の選別も終わり、私の手元に届きましたので順次ご紹介します。なお行程は、しらなみこと安井さんがルートラボに上げてくれていますので、こちらを参照下さい
ご注意
Dr.K、仲間内で知らない人はおりませんが、いつ何時いかなる時でも隙あらば駄洒落を飛ばしてきます。一見真面目そうな風貌にだまされて登坂中なんかにかまされた日にゃ、あぁた。そーでなくてもドン亀の私は無理してみんなに付いているんだから。脱力して何度落車しそうになったことか…。(-_-)
コーヒー片手にレポート読んで「キーボードの水没修理代、出せ!」なんて言われてもあたしゃぁ知らんからね。
2011/11/8

承前
まずはお礼 そしてお詫び
今回は、これまでの「遠くへ行きたい」シリーズ最多の8人の方々にご参加いただき、好天にも恵まれて大変充実した楽しい旅でした。旧街道にこだわったために非常に複雑なルートでしたが、INOUさんにはナビ入力、道案内と大変迷惑をかけ、お世話になりました。ありがとうございました。
今回の旅は、私が旧街道にこだわったために狭い路地や商店街の中を抜けたり、全ての宿場の本陣後をチェックしていくのも大変な作業で、走り志向の方々には物足りないようでした。見物個所も多く2日間とも最後には時間に追われてしまいました。これすべて私の計画、見通しが甘かったためです。次回以降は、これを反省材料として無理のない充実した旅を計画したいと思います。
もうひとつ。歴史的、文化的な予備知識があればもっと楽しめるはずです。次回以降は資料を事前準備して参加の皆さんに配布しようと思います。

10月8日(土)前泊
今日は各自ばらばらに新幹線、飛行機で上京、JR東京駅付近に投宿し明日からの旅に備える。先発組の3人は東京都内巡りとのこと。
10月9日(日)初日(日本橋〜箱根)
早朝6時半、日本橋に続々と集結、ここが旅の原点、起点、出発点。さあ行くぞ、早朝の銀座を走る。何という贅沢。有名なデパートや高級店、ブランドショップをきょろきょろ見渡す。お前は田舎者か。増上寺の後方に東京タワー、新旧の取り合わせの妙。
そして念願の泉岳寺詣り。赤穂浪士四十七士全ての墓に手を合わせる。私は四十七士全員の名前を覚えているほどの大の忠臣蔵ファン。これで積年の胸のつかえが取れたような気分である。
義を尽くし
忠をつらぬき
討ち入りて
おのおの方は
泉下に眠る
(泉下…泉岳寺の墓の下という意味を懸けている)

そして品川宿へ。商店街の旧街道を抜け鈴ヶ森刑場跡、ちょっと気味悪い。多摩川を渡る、ここが六郷(ろくごう)の渡し。そんなひとりごとを言っているのは独語の私である。
程なくして川崎宿。この宿には昔日の面影は残っていない。
生麦事件で有名な生麦、ここには某キリンビールの工場が。生麦の酒で生麦酒、生ビールか?シャレにならんぞ。
やがて神奈川宿へ。横浜市である。ここではヘボン博士の碑に立ち寄る。「トイレにヘボン」と誰かが言った(お前だろ!)。面白くない、平凡だ。
次は保土ヶ谷宿。ちょうど街道祭りをやっていた。この商店街ではたくさんの人から話しかけられた。古き良き人情と風情を残した街である。権太坂、不動坂と上りをこなして戸塚宿へ。うん?どこにもヨットスクールは見あたらん。そろそろ車も増えてきた。そして残り時間も少なくなってきた。さぁ先を急ごう。
2011/11/8