渡り廊下を渡って、「自転車三昧別館・焼酎館」へようこそ。ヘ(^o^)/

季節の風と日差しを浴びながら走るのも楽しみですが、同じ趣味の仲間と、ビール片手に口角泡を飛ばしながら自転車談義するのもまた別の楽しみです。盛り上がってくるとそこは九州、焼酎が欠かせません。
もう30年も前になりますが、6年余り鹿児島勤務をしたこともあり、ずいぶんと芋焼酎のお世話になっております。いったいどんな銘柄を飲んでいるのか、印象に残った店なども交えて記録を取ってみることにしました。鹿児島には101もの酒造会社(県酒造組合加盟:蒸留所ごとに加盟している社はひとつとして計算)がありますので、飲んだとはいってもごくごく一部に過ぎませんが。写真が撮れ次第、少しずつ増やしていきます。
おかげさまで飲む量に関しては人並みですが、味覚が人並みかどうかは自信がありません。感想は努々アテになさらないように。
なお「焼酎館」とはなっておりますが、勝手に日本酒等も混ざることもありますのでご容赦を。

新しい飲み方

焼酎ブームが広がるにつれ、「原酒」が手に入りやすくなったのは嬉しいことです。35度〜40度前後とアルコール度が高く、持ち味を強くアピールできるためでしょうか。この手の製品には、どこも力を注いでいるようで、こだわりを持ったものが多いと思います。
もちろん、これまで通りに湯割りでも構いませんが、せっかくアルコール度の高いものをわざわざ薄めることはない。生でいただくのが一番でしょうが、ウイスキーを生でやるのと同じ事ですからかなりののんべいでないときつい。そこで冷凍庫でキンキンに冷やしていただくと、トロリとした舌触りにイモの柔らかみが残っていて、なかなかに具合がよろしい。
「なかむら穣」は、「玉露」という銘柄を造り続けている国分の醸造元が原材料にこだわって造った高級品。イモは志布志市のコガネセンガン、麹米は霧島市のヒノヒカリ、霧島の伏流水を使い白麹でカメに仕込んで醸造。イモ、米の生産者、杜氏の名前も箱書きしています。
試しに湯割りをしてみたところ、とがったところがまったくなく、柔らかい大変上品な酒でした。

なかむら穣

有限会社中村酒造場(霧島市国分湊915番地)

(2008/8/10)

割り水で悩む・3

焼酎を割る水は軟水の方が良い、と言われます。いくつかの水を試してみて感じたのは、原則はその通りだけれども、そう簡単にはいかんなぁ。ということ。
水の質と酒の相性、というのがあるような気がします。腰の強いしっかりした焼酎を、軟水の極みのような「志布志の水」で割ると何かヘン。一方で、あの水で淡麗系の焼酎を割るとうまさが引き立つ感じがする。あと、根性のない焼酎(がんたれ)は多少硬い水で割ってやらないとうまくない(ような気がする)。
で、今使っているのが写真の「高牧の森の水」。
あるお店がこれを使っているのをみて、探し出しました。今んとこ白波(伝承)といつもの南泉で試しましたが、どちらも持ち味がしっかり出ます。特に南泉の風味がいっそう際立って、いいねぇ。
蒲生の大楠で知られる姶良郡蒲生町の深井戸水。硬度57.3mg/L、PH8.0の弱アルカリ性軟水で、ミネラルバランスが良いのが売り物とか。20Lで1000円程度とリーズナブルな値段なので、気楽に注文できます。

高牧の森の水

株式会社Misumi(鹿児島市卸本町7-20)

(2008/9/6)

がんたれの見分け方

イモ焼酎のブームが長く続き、たくさんの蔵元が様々な工夫を凝らした銘柄を次々に売り出しています。どれが良いやら悪いやら、見分けるのは大変難しいものです。
鹿児島在の方から教わったのは、湯飲み一杯ほどのぬるい湯に、ほんの一滴、ポトンと落とす。それで湯全体に焼酎の味と香りが広がるのが良い焼酎=基本を押さえている。基本がなってないといくら奇を衒ってもねぇ。普段、ゴリゴリメキメキパキパキやってるペッパー・アダムスとか山下洋輔のバラード聞いたら驚くから、うまいよ。って脈絡がないな。
\(^^\) (/^^)/
ご存じ三岳の原酒。いかにも垢抜けないパッケージとは裏腹に、あの上品さはそのままで、とても35度もあるようには思えない。
これをほんの一滴、湯に垂らした朝練メンバーが「わっ!!」つて思わず声を上げましたな。「そのまんま三岳ですね」と。原酒だから当然、と言われればそうなんだけどね。
(^▽^ケケケ

やくしま

三岳酒造株式会社(熊毛郡屋久町安房2625番地19)

(2008/9/6)