福岡市西部で約30年間プロショップを営む南米商会が、道路拡張に伴って建て替えすることになり、近くに仮店舗を構えることになりました。3〜4か月の仮住まいですが、立て替えるためには引っ越しをせにゃならぬ。常連総出でお手伝い(猫の手、ともいう)をやっておるのですが、これが難物でしてな。30年間積もりに積もった垢なのか宝の山なのか。すべてが渾然一体・・・・。
ストレートに書くといろいろと差し障りがありそうなので、講釈は最小限にとどめて、かかわった方々(名前は書きません)の会話から状況をご推察下さい。うそのようなホントの話です。

<scene 7>
「持ち上げるど。よかや? せぇのぉ!」
「わっ! 待ちない! 腕が抜くる! 足が挟まる!」
「こんた、さっきの定盤は6人で運べたとに。このジグはあんましばい」
「まぁね。特注の鉄の塊やけんが。作業ばし安かごと形ば頼んだけん持ちにくかろや」
「200kgちょっとあろや」
「ホント。重たかば通り過ぎたら、重たかて感じらんとね」
「講釈ば垂れとらんで運ばんかい!」(ちょっと殺気)
「あっ! 腰が、今、バキッ!った!」
「あぁたがリタイアしたっちゃ、影響はなか!」
(-_-メ)
2005/2/7

<scene 8>
「○●□さん。これ、なんか分かるね」
「んっと。Rの付いた土台、カマボコば半分に切ったよーなモンよね。それに長い棒でしょ・・・」
「えっと、この棒をギュゥゥッとカマボコに押しつけるとですよね。多分。したら、間に挟まったモノが曲がると・・・・」
「分かった! 曲がった箒直し!」
「殺す! (-_-メ)」
「じょーだん。フォーク曲げやなかね」
「よぉ分かったね。これを使う時には云々かんぬん(ノウハウに直結するのでカット)。んなら、こっちはなんかわかるね」
「あぁ両側から挟むとですね。何の工具ば改造したと。こりゃ、チェンステイをつぶすとに使うとでしょうもん
「伊達に年がら年中油売っとる訳じゃなかばいね。このRは云々かんぬん(ノウハウに直結するのでカット)」
・・・・・・・・・・・・・・・(反論できず)
2005/2/7

<scene 9>
「●×△さん! これ、知っとぉですよね」
「カンパのエンドでしょうもん」
「これで自分で造りたかですねぇ。シャチョーに習わんばですねぇ」
「あぁ。最初から、これで造るようなムボーなことはしたらいかん。みてんね。このラグ!」
「(-_-メ) 本気でフレーム造りを勉強するなら、たっぷり材料があるバイ。多分、300台分・・・・」
「造ったら、あぁたに売っちゃる」
「いらん。誰かに乗せて大丈夫なら、オレ用のを造らせてやる」
ヘ(^o^)/
「これ、知っとろ? ○□◇のM。こっちは△◎ッ●スのコンチ、あっちはイタリアン。あの長いパイプは鳩マークのタンデム用」
(-_-メ)
「そげなオタク用品ばっかし見とったら、出入り禁止にするばい。これがうちの独自のラグ。んでね。ここがこーなって、あーなって云々かんぬん」
「ほぉ! ◎×△□・・・・」
(さすがにまずいかな? 時効かな? 判断できんのでカット)
2005/2/7