カーボンバックフレームの乗り味を知りたくて衝動的に造ったバイク。アルミフレームらしい剛性感と、カーボンフレームに似た乗り心地を両立させた高い性能を堪能させてもらいました。
朝練仲間のH氏から、譲らないかとの申し出があり、諸般の事情も重なってフレームを手放しました。当時は、子供たち3人が生意気盛り。親父の居場所はなく、ましてや増殖を続ける自転車を納めるスペースなぞどこにもありませんでしたから。
H氏からの申し出は「アルミバイク2台持っていてもしょうがなかでしょ。どっちか売っちゃんない」との趣旨でありまして。
持っているもう1台のアルミバイクは、今ではMasiがやらない溶接跡落としを丁寧にやっている珍しいフレーム、要するにこちらが当時の現行品だった、というだけの理由であります。
力のないおっさんには、こちらの方が優しいのは間違いないのですがね。H氏のもとで10速レコードを組み込まれ、今でも元気に走っております。