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新しいパーツやメーカーの噂、非力なローディーの試乗記、複雑怪奇なパーツの互換性をクリアする方法etc・・・。自転車雑誌やプロショップでは相手にされないお話を集めてみました。随時更新します。
ただし、あくまで「噂」と「裏技」です。眉にツバを付けてお読みください。安全のためには「裏技」はお試しにならないほうがよいか、と(^^;) 思います。
(2004/5〜2004/11)

<近視用サングラス>2004/5/25
ルディ・プロジェクトから優れものの眼鏡用サングラスが出ています。製品名は「KABRIO」。おとなしいデザインのフレームに跳ね上げ式のサングラスがついたモノです。
ひと月ほど使っていますが、跳ね上げの部分がしっかりしていて、走行中に操作してもまず外れる心配はありません。フレームがあんまり湾曲していないので見え方も自然です(これ、悩みの種なんですよね)。
デザインをみて分かるとおり、あんまり汗対策は考えていませんので、レース向きとは言えませんが、サンデーライダーにはなかなかいいです。
私が購入したレンズはレーザーブラックなる色。陽射しの強烈な真夏は良いでしょうが、春秋、木陰にはいると陰影が強くなりすぎてよく見えません。アンバーがありますから、そちらの方が良い選択だと思います。
本体180k、プラスチックレンズを入れて90kでした。

<訂正>2004/5/27
ごめんなさい。金額をひとケタ間違えてました。本体18K、レンズ入れで9Kでした。お詫びして訂正します。

<ぐぁんばれ!シマノWheel!>2004/6/29
出色の出来WH7800に続く完組みホイール、待ち遠しいですね。特に!最廉価版は、10K台で買えるとか! これはすごい!
ところで、7800あたりの高級品は台湾A社製です。聞くところによると廉価版の仕切りを聴いてA社は「じょーだんでそ!」つて、拒否したらしい。
さて、10K台で受けた廉価版の出来やいかに。これのできが良かったら、さぁ!おもしろいですよね。ただ、気になるのは7800は10速専用。んで、取りあえず発表されている550は8速から10速まで対応なんですね。(--;)。なんで7800に互換性を持たせられないの? 
昔からそうだけど、シマノはオヤジには最高級コンポは使わせないってポリシーがあるみたいで、このへんはある意味上手ですね(力一杯皮肉ですけど)。9速時代にはある程度走れるおじさんが一番使いやすいレシオの13−23Tは頑として作らなかったし。結局、企業が消費者をどう見ているか、って話に通じますので。・・・・・・・また今度!

<新型アルテグラ>2004/7/4
新型10速アルテグラがドイツのショーでお目見えしたようです。FELTのフレームに装着されている写真があるサイトに掲載されています。
新DURAのアグレッシブなチェンホイールのデザインを踏襲していますが、あれよりはオーソドックスなイメージでなじみやすいかも。
ただ気になるのが、ブレーキレバー。金属じゃなくてプラスチックのように見えてしまうのですが。
はてさて?(・・?

<台湾の実力・3>2004/7/4
FSAに続いて自社ブランドで勝負したい、と意欲を燃やしている台湾ブランドがあるそうです。
「Trigon(トライゴン)」と言いまして、イタリア大手パイプメーカーのカーボン製品や、超有名高級ブランドのカーボン製品などを手がけている所だそうです。
ラインアップは、ハンドルバー、ステムからフォーク、フレームに至るまで多種多様。これから注目のブランドになるかもしれませんね。

<「KABRIO」のお値段>2004/7/29
先に紹介した眼鏡使用の人向けサングラス。定価は28Kだったのね。
(∋_∈)・・・・・・。

<They are Italians!>2004/8/13
Giro de Italiaのマスコット2匹(?)が南米に飾ってありました。ネズミらしいけど、あんまし可愛くない。
で、2匹を見比べると、表情が違うんですな。1匹は眠そう、もう1匹はちょっと憎らしげ。目の付き方が違っているのが原因らしい。1匹は鼻が顔の真ん中に付いていなくてずれてるし。とってもアバウトに造っているとしか思えない。(^0_0^)日本で造ったら寸分違わないクローンみたいなのが出来るんでしょうが。これがお国柄なんでしょうか。
\(^^\) (/^^)/
ある事務機器メーカーの工場を、見学させてもらったことがあります。大量生産品ではなくワンオフの大型機器が得意なところなんですが、工作機械はすべてイタリア製。工場長いわく「頑丈で使いやすくて、この手の機械はイタリア製じゃないとダメ」つってました。
\(^^\) (/^^)/
両方のギャップが何とも面白いです。

<こんなオークション許せん!>2004/8/20
ヤフーオークションにライブストロング・ナイキリストバンドが出品され、高値を呼んでいます。
元々、ランス・アームストロングがガン撲滅のために設立した基金に募金するためのもので、すでにトレックから120円で限定発売される予定(8/20現在)です。高い金を出したって、すぐ山ほど出回りますよ! 入札者の皆さん。
・・・・って。言いたいことはそんなことじゃないんです。
このリストバンド。プロショップに出回っても120円で売ることが厳しく義務付けられています。
なぜか。
絶望の淵から這い上がり、想像を絶するようなトレーニングを重ねてツール6連覇を成し遂げたランスが私財を投げ打って、ガン撲滅基金を設立した。かれの気持ちを考えれば、これを商売の道具にしようとは、絶対にやりませんよ。その点、トレックはさすが。これが本物のメーカーです。
それをどうしたことか。オークションに出品して、値を釣り上げるとは! 万一、これがショップだったら、こんな恥知らずなことはない。なぜランスが私財を投げ打って、基金を設立したのか。この業界に関わっているのに、そんなことにさえ、思いが至らないのか。ここでは、難しい話は書くまいと思っていましたが、さすがに腹が立って。
金儲けできれば何をしてもいい、と、いうのは自分に恥ずかしくないんだろうか。
そう思わない人はいるかも知れないけれども、そんな人間だけにはなるまい! と、改めて肝に銘じたいと思います。

<注目!スペシャ>2004/9/12
ホビーレーサーレベルが、自在に振り回せるロードレーサーはなにか?難しい注文ですが、スペシャライズドはどうでしょう。朝練メンバーのうち、レディスと50代後半のメンバーが乗って最高の成績を上げているのがクロモリ。
まぁあの二人をレディスとかおじさんとかの枠に入れて良いのか、という問題がありますが、ともかく進むし楽だし、大変具合が良いのは二人の今年の成績が物語っているのであります。
カーボンのRoubaixは、ガンガンのダウンヒラーが力一杯下っても安定していて全然怖くない、抜群の剛性と乗り心地が絶妙。で、アルミフレームは、大変堅いんだけれどもバランスが取れていて大変よく走る。という評判です。
いずれもスローピングフレームですが、アメリカのスローピングフレームって、なぜかクロスバイクみたいな雰囲気(スコットとかトレックの最新のもそう)なんですが、スペシャライズドはちゃんとロードレーサーに見えるんですよ。こういう雰囲気って、大事ですもんね。
写真は、レディスでおやぢをガンガン抜きまくる(危ねぇ(^▽^ケケケ)Kassyの愛車です。

<リコールと代理店>2004/10/10
ウィッパーマンのステンレスチェーンが、リコールになっています。2週間ほど前だったでしょうか。朝練で、このチェーンを使っている仲間がチェン切れを起こして立ち往生。早良区から南区までタクシーで帰るはめになったことがあります。
卸元に電話をしたら、「領収書があれば、タクシー代をお払いします」とのこと。その数日後、チェン交換の話が舞い込んできたという次第。
電話した時には、交換の話はありませんでしたから、朝練仲間のトラブルが契機になってリコールに踏み切ったのではなかろうか。推測ですが同様のトラブルが何件かあったのではないでしょうか。
タイミングはともあれ、こうしたトラブルを放置せずに対応してもらえれば、ユーザーも安心して使える、というものです。これからも迅速な対応をお願いします。カ○シ●サプライさん。
P.S.
ステンレスチェーンは、普通の製品に比べてもろいんでしょうね。ママチャリならいざ知らず、力のかかるロードレーサー向きではないのでしょう。

<ピナレロが買えない!>2004/10/26
九州でピナレロの高級車が買えなくなる心配があります。同社の高級車を扱うための契約が、九州のショップではとてもクリアできそうにない厳しいものなのです。採算度外視で引き受ける店が出てくればよいのですが、あの条件では小さな店は傾きかねない・・・・。
東京に比べて、九州をはじめ地方都市は、人口が少ないことはもちろん、所得も低いのです。東京と同じ条件でやれ、つても無理なことは明白なんですがね。
だいたいが、地方で苦労して生産したうまいモン食ってうまい酒を飲んでいるクセに「地方に金を注ぎ込みすぎる」なんて地方切り捨て暴論を吐く識者と称する・・・・
と、この話になると頭に血が上るので、置いといて
\(^^\) (/^^)/
ともあれ、こうした足かせをはめるやり方は、販路を狭めているだけなんじゃないかなぁ。
もっとも同社の高級車は、力がないと乗りこなせないという話なので、毎度ヨタヨタとしか走れないおっさんには縁も興味もありません。
(^▽^ケケケ

<イタ車代理店事情>2004/11/9
イタリアの有名ブランドを扱う輸入代理店に変化が出ています。ひとつのブランドを複数業者が扱っていたのが、一社ごとに系列化された次第。たとえば
DE・ROSA =日直商会
PINARELLO =カワシマ・サイクルサプライ
COLNAGO   =エヌ・ビー・エス
BIANCHI  =サイクル・ヨーロッパ
てな具合。メーカー側から見れば販売ルートが分かりやすくなることから、ディスカウントショップなどへの流出を食い止める効果がありましょう。クレーム対応など責任の所在をはっきりさせることができますので、ユーザーにとっても悪いことではないでしょう。
その分、厳しい目で品物を選別してクレーム、要望を代理店に伝える気概がなくてはね。良いメーカー、品物を育てるのは、結局ユーザーなのですから。

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