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新しいパーツやメーカーの噂、非力なローディーの試乗記、複雑怪奇なパーツの互換性をクリアする方法etc・・・。自転車雑誌やプロショップでは相手にされないお話を集めてみました。随時更新します。
 ただし、あくまで「噂」と「裏技」です。眉にツバを付けてお読みください。安全のためには「裏技」はお試しにならないほうがよいか、と(^^;) 思います。
(2010/6〜7)

サドルの山>2010/6/19
ある部品を探そうと、クローゼットを占領しているパーツ箱をひっくり返したところ、目的のブツはいっこうに出てこない代わりに、サドルが出るわ出るわ…。
(-_-)
写真に撮ったのが11個。イデアル・ディアゴナールを後で発掘したので実に12個。
リーガルが3個、ウニカ2個、チネリ1個、フライト2個、SKN1個、コンコール1個、ブルックス1個にイデアル1個。新品中古様々ですが、何考えて集めたんだか。
もちろん、いま形になっている10ン台の自転車にはそれぞれサドルが付いている(でなきゃ乗れん)んで20個以上のサドルがあることになりますな。
サドルって、気に入ったものを見つけるのが大変だし、気に入ったサドルをずーっと造ってくれるとは限らないし。同じ見てくれでもベースが硬くなったりして合わなくなることもあるし、おまけに時代によってデザインの合う合わない、がある、というやっかいな代物。だからどうしても集めてしまうんですね(と、言い訳を試みる)。
ところで取り付けているのも含めて一番多いのは、リーガル5個。次はフライト4個。ウニカ3個…なんだけど30年も昔のウニカ、3ttt、チネリって実質同じものなので、そうしてみるとリーガルと同じ5個、になるってのも、いくら持ち主も骨董品とはいえ、いかがなものか……。
m(_ _)m

チェンウォッチャー>2010/6/26
チェンの脱落防止は、前変速機の大切な役割のひとつ、ということは皆さんご承知の通り。なので、使わんからといって取っ払っちまうとチェンが外れない工夫が必要となります。
んで、朝練仲間が編み出したのがこれ。
普通のチェンウォッチャーと針金細工を組み合わせた優れもの。
ちゃんと機能して重量増は最小限。少しでも軽量化、というヒルクライムにはぴったりのアイデア。
秋の板屋峠ヒルクライムに向けて登っているうちに、インナーだけでいいよな、と試行錯誤して考えついたのだとか。
確かに、優れものではあるのだけれども、アウターを外したDURAのチェンホイールアームの鋭い断面を見るに付け、なぁんか違うよーな気がせんでもない。
まぁね、板屋峠ヒルクライムではジャージの重ささえうっとうしいと、アンダーウエアだけで走るようなメンバーもいるので、このぐらいは想定の範囲内だけれども。
(-_-)

展示見本品?・2>2010/6/26
「スタンダードフレーム」と称する新兵器。ご覧の通りフォークもシートラグ周りと合わせてチネリ風であります。
んで、塗装の際、クラウン部分をチネリと同じようにメッキ出しを頼んでおりました、はずですが、塗装屋さんは「受けてない」とか。こういうヌメッとしたクラウンは共色で塗ってしまうととっても間抜けに見えるのでメッキ出しは必須(と勝手に思っており)ですが、そーゆーことなら仕方がないので、シャチョーがシコシコと塗装を剝いで無事に出来上がりました。
んで、この塗装剝ぎ、マスキングテープとカッターナイフ1本でやったのだとか(方法はヒミツ!)
できるんだね。こんなことが。
ところでメッキですが、福岡メッキさんの品質はピカイチですな。今回お願いしたところよりも値段は相当高いけれども、趣味のものだし、このフレームの想定価格はあまたのオーダーよりも相当安い(と思う)し、絶対に福岡メッキを指定すべきです。まぁ諸般の事情で、オーダーまでこぎ着けること自体、かなり幸運ではありますが。

展示見本品?・3>2010/7/2
ちょっと変わっているのがシートラグ周り。
ご覧のように、シートステイがラグ本体ではなくクランプ部分に付いています。
ちょっと変わったデザインをしたかった、という訳ではなく社…、じゃない某ビルダーの理想「シートピンを半回転させればぴったりと締まるシートチューブの精度」に少しでも近付けようという工夫の一端であります。
パイプが歪む原因はロウ付けの際の加熱なので、少しでも熱の影響を少なくしたいということのようです。
ま、ラグ本体にステイが付いていたからって走行性能に影響するほどシビアな話ではもちろんないし、パイプが歪んでなくてもシートポストがどうか、って問題もあるので、このあたりはこだわりと美意識のレベルになってしまいますが。
(^_^;)

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