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新しいパーツやメーカーの噂、非力なローディーの試乗記、複雑怪奇なパーツの互換性をクリアする方法etc・・・。自転車雑誌やプロショップでは相手にされないお話を集めてみました。随時更新します。
 ただし、あくまで「噂」と「裏技」です。眉にツバを付けてお読みください。安全のためには「裏技」はお試しにならないほうがよいか、と(^^;) 思います。
(2010/5〜6)

続・たかが2mmされど2mm>2010/5/15
グラファイトデザイン(Graphite Design)の2種のフォークのうち、ベンドの方を試してみました。これもなぜか某所に転がっていた試作品。エンドがアルミ製で仕上げが荒い以外は市販品と同等です。オフセット45mm、300gとストレートと諸元は変わりません。
で、結論から言えば私にはストレートよりもはるかに扱いやすく気持ち良く走れました。
踏み出しや加速中は若干重くスピード感がないのですが、メーターを見たら体感以上の速度に達しています。フォークの安定感とゴツゴツした感じがまったくない乗り心地の良さのせいだと思います。
驚いたのが、登ること。ペダリングのリズムが取りやすく速度を保つのが楽だし、メテオ・スピードで感じた、急坂で息を上げて登り切った後にもう一段加速する感覚も、ちゃんと残っています。
下りでも縦横にしっかりしていて、まったくよれる感じがなくオン・ザ・レール。若い仲間は、ストレートに比べて一瞬反応が遅れる、とかでストレートの方を高く評価していましたが、私はこっちの方が自然な感じで楽でした。
ORIAに付いているイーストンのフォークも大変優れた製品ですが、この4年間でカーボン製品がさらに進化していることがよく分かるフォークです。あと、問題があるとすれば60Kを超える値段だな。(^^;)

特製Cr_Moフォーク>2010/5/15
フォークの話が続いたので、ついでにもうひと項目。
高い性能とスタイルの良さで人気のブリヂストン・アンカーRNCシリーズですが、フォークがいまいち。
現行品はユーザーの強い要望にこたえてクロモリフォークを採用していますが、これが大量生産品でカックン曲がりは致し方ないにしても実に900g超。それ以前のカーボンフォークも600g以上という重量級。メーカー完成車なんでPL法とか何とかを考えるとしょうがないのか、とも思うけれども、記念モデルは同社競輪部門で特別に製作した軽くてかっこいいフォークが付いていましたからね。
で、某所の某ビルダー(まだ某ばかりだな)が南米商会で購入したアンカーに限りクロモリ特製フォークを製作しました。
オフセットは付いていたものと同じ。重量は650g前後。総メッキ。取り替えた人は一様に、軽く乗り心地が良くなり取り回しもずっと機敏になったと驚いております。
フレームの善し悪しの半分以上はフォークで決まる、というのが、こうして直接比較すればよく分かりますわな。

老化現象>2010/5/30
朝練が終わり、ショップでのたむろも飽きた。さぁ帰るべぇとヘルメットを被った某氏、キョロキョロと店内を徘徊し始めましたな。
シャチョー「何ね、何か捜し物ね」
某氏      「えっと、サングラスどこにやったかな…と…」
居合わせたメンバーがそのあたりを見渡すけれども見つからない。
おっかしいなぁ、としばらく首をかしげておったご本人のヘルメットの下に…。
ご覧の通りですな。(^^;)
「サングラスをヘルメットに突き刺したまま、ってよくあるんで、触ったんですけどねぇ」
って、これじゃいくら触ったってわかりはしませんわな。
まぁね、40代も後半に突入すればあちこちガタがあるのがふつー。
この騒動をみて笑っておった某氏は爪楊枝咥えたまま爪楊枝を探しておったし、別の某氏はヘルメット被ったつもりで朝練に来て、ヘルメット脱ごうとして気が付いてあわてて取りに帰ったし、ボールペンを耳の上に挟んだまま「何か書くものない?」つて聞きまくったシトもいるし、どっかの誰かさんは普段かけている眼鏡の上からサングラスをかけようとしたし……。ぜぇんぶ知ってるんだから。σ(^_^;)
爺ぃどもは人のことを笑えませんね。
ヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノヨイヨイ。

展示見本品?・1>2010/6/12
ある日の夕刻、ろくに仕事もしないでさっさと退社、帰宅途中に立ち寄った某ショップでの出来事。
(いきなり未塗装のフレームを差し出して)シャチョー「ほれ、何色に塗るね」
誤字メ「ヘケ? 何のこっちゃ」
シャチョー「チネリ風シートラグ周り ここチネリ見たく前半分だけメッキにすると格好ヨカ云々カンヌン」
誤字メ「そんならロゴもクラシックにせんと」
(ここらから雲行きが怪しくなって…)
シャチョー「んなら、はよ色を決めんね。もー1本、明後日ごろには塗装に出すばい」
・・・・・・・ヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ
思えば、数週間前、週末の夕方、店を占拠して繰り広げられる朝練メンバーの「夜練」と称する酒盛りに伏線が。
シャチョー「●●(誤字メの本名)さん、サイズは520の525やったかね?」
誤字メ「んな、510の530やね」
シャチョー「520の525でも乗れるやろ?」
誤字メ「そら、別に問題はなかばって。何ね?」
シャチョー「ん? スタンダードフレームのサイズ」
・・・・・・・・・ヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ
投入ことで、つい昨日、塗りが上がってきたというわけですが、こんな凝った工作をしたスタンダードフレームがあるもんかい。(^^;)
我が家にはすでに10台の自転車が鎮座ましましておって、これ以上納めるスペースはございま千円。当分の間、某ショップの壁に掛かっているのをご覧いただけるか、と。
で、このフレームの故事来歴(違うか)は、まだ許可が出ないので、ヒミツ。(*^_^*)
ところでフレームが上がってきたのを教えてくれたのは店の手伝いをしている若者常連ですが
「どーすんですか、これで3本、倉庫にたまってますよ」
だと。
1本はこれ、もう1本は再生できたMASI3V。ここまではご紹介しておりますが…。
数が合わんな。m(_ _)m
と、あれもあるから計4本だわ。

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