渡り廊下を渡って、「自転車三昧別館・焼酎館」へようこそ。ヘ(^o^)/

季節の風と日差しを浴びながら走るのも楽しみですが、同じ趣味の仲間と、ビール片手に口角泡を飛ばしながら自転車談義するのもまた別の楽しみです。盛り上がってくるとそこは九州、焼酎が欠かせません。
もう30年も前になりますが、6年余り鹿児島勤務をしたこともあり、ずいぶんと芋焼酎のお世話になっております。いったいどんな銘柄を飲んでいるのか、印象に残った店なども交えて記録を取ってみることにしました。鹿児島には101もの酒造会社(県酒造組合加盟:蒸留所ごとに加盟している社はひとつとして計算)がありますので、飲んだとはいってもごくごく一部に過ぎませんが。写真が撮れ次第、少しずつ増やしていきます。
おかげさまで飲む量に関しては人並みですが、味覚が人並みかどうかは自信がありません。感想は努々アテになさらないように。
なお「焼酎館」とはなっておりますが、勝手に日本酒等も混ざることもありますのでご容赦を。

九州の酒(日本酒)は甘い、というのは皆さんご存じと思います。温度管理もままならなかった江戸、明治時代ならいざ知らず、これだけ技術が発達した現在でも状況は同じ。不思議ですねぇ。九州の日本酒で「辛口」と称するものや「大吟醸」で、私の口に合うものは未だにありません。(舌が下品なだけ、だろ)
ただし、甘口でふくよかな香りを持つ酒なら九州にもいくつもあります。東北北陸のうまい辛口は最高ですが、濃淳で甘味が強くてバナナ香の残る九州の地酒も捨てたものではありません。その中でひときわ異彩を放つのが、この濁り酒。
要するにどぶろくですな。乳白色に濁っていて、米のとぎ汁そのまんま。なんか甘ったるいばかりに見えますが、実際は炭酸っ気が残っていて意外と爽やかな飲み口なんです。これが。度数は高いけど飲みやすいのね。見た目より遙かに。
んで調子に乗って飲み過ぎると・・・・・。
まぁ二日酔いでは済みませんよ。三日酔いってのを経験したければこれを心行くまで飲むと体験できます。
やってみる?(^▽^ケケケ

薫長(原酒)

クンチョウ酒造株式会社(大分県日田市豆田町6-31)

(2008/6/16)

「さつま寿」のところで「焼酎は地産地消」という話を書きました。この「八幡」の蔵は、ちょうど「さつま寿」の蔵の、万之瀬川を挟んで南側に当たる地域にあります。
どっしりとしたコクと濃さは良く似てますが、ほっこりと優しい感じのする「さつま寿」と正反対に、素晴らしく辛口。これだけ濃いのにスパッとした辛口というのもちょっと想像しにくいかも知れませんが。
で、この二つの蔵、距離にして2km弱しか離れていないんです。両方を飲み比べて、改めて蔵の近さを思うと、何がこれだけの違いを生んでいるのか、信じられません。
事情を知らない素人が勝手に想像するに、イモは一緒、水も万之瀬川水系だから大差なし。麹か? 同じ黒瀬杜氏の系統ではないの? じゃぁ何・・・・。当然の事ながら分かるわけはないのでして。まぁそんなことをああでもない、こーでもない、と話をするのが素人の特権、ではあります。
ちなみに、こいつも金を積んだから、といって手に入るものではありません。悪しからず。
m(_ _)m

高砂

高良酒造有限会社(南九州市川辺町宮4340)

(2008/6/18)

  

私の数少ない焼酎歴で、多分、一番香りの良い焼酎。(そのまま匂いをかぐのではなく、あくまで口に含んだ後ね)。
口当たりはあくまで上品。丸くフルボディ。私は、プレミアム焼酎とこれと、どちらかを選べ、っ言われたら迷うことなくこちらを取ります。
ちょっと褒めすぎかも知れませんが。本当に上品な焼酎です。
放浪の小説家林芙美子の代表作「浮雲」を執筆した「安房旅館」(一度泊まったことある)は、この蔵のすぐ近くです。
九州最高峰、宮之浦岳をはじめとする急峻な山々に降り注ぐ雨は、亜熱帯の気候と相まって「ひと月に35日雨が降る」と林芙美子も書いています。
その雨量は、本土に降る雨をイメージすると間違います。大きく太い水の塊がどっと落ちてきて途切れない。宮之浦岳から流れ出る安房川が、とてつもない水量を受け止め、三岳の蔵のすぐそばを海に流れ込んでいきます。この光景を目の当たりにすると、この酒が生まれたことも何か納得できるのですよ。
(-_-)
・・・・・この酒も、最近人気が高いようで、手に入りにくくなりましたねぇ。困ったもんだ。

三岳

三岳酒造株式会社(熊毛郡屋久町安房2625番地19)

(2008/6/18)