<プロローグ・あるいは未必の故意>
「どれが似合うね」
いい歳をしたおっさんが二人、30年ほど昔のパーツをためつすがめつ思案投げ首、の体でごじゃりましゅ。
久しぶりにポン友(素晴らしいコンディションのマジ・グランクリテリウムとピスタの所有者であります)が朝練に出てきたので、うれしくて。おまけに10年に一度やってくる真面目仕事モードに突入したおかげでなまくらな体が音を上げたか、足の具合も悪い(腱膜炎らしい)、と言い訳して。さっさと二人して朝練を切り上げ、朝っぱらから某南米商会で怪しげなたくらみにふけっておるのであります。
マナ板に乗っているのはカンパ・ヌーボ、ミルレモ(箱はマイヨーですけど)、プジョーシール付き、の各ハブ(どうやらミルレモらしいんですが)。
「丸穴が雰囲気よかろ?可愛かろぅが」
「誰が乗るとね。あぁたやろもん。可愛い、ってどうするね。ものがおフランスやろ。プジョーにしない(しなさい、の意味の方言)」
たわいのない会話の合間に
「どれでもよかばってね、川野さん。こげなことしよったら、もとの自転車の値段の10倍、いくばい」
(^▽^ケケケ
社長が冷水をぶっかけます。
(+_+)
さぁて、南米商会の倉庫からこんなパーツを引っ張り出して、何を遊び始めたか。
生粋のマニアの皆様の逆鱗に触れるのではなかろーか、と一抹の不安を覚えながらも、バカな遊びにはまった中年おやじの右往左往ぶりを包み隠さず白状申し上げ、笑って頂こうという次第。
ただ運悪く10年に一度しか巡ってこない仕事モードに入っております。一気呵成に、というわけには参らず。たまに覗いていただければ望外の喜びであります。