冥府魔道といいますな。骨董にしろオーディオにしろ、のめり込んでしまえば金銭感覚はなくなるは家族は放ったらかしだは(家族が見放したとも言う)、まぁ健全な生活を送っている皆さんから見ればどこかネジが外れているとしか思えなくなる。だから「マニア」(もの狂い)というんでしょうが。
自転車も、その例外ではありません。かつてこだわりのランドナーやスポルティフを集めた「魔物たち」という名著(?)があったごとく、はまってしまえば後先なくなってしまいます。
私の周辺で見かけたその手の「愛車たち」を集めてみました。彼らは決して決戦用ではない、さりとてお飾り、でも断じて、ない。
共通項は、持ち主がこだわり抜いて相棒にしている自転車ということです。順次、増やして行こうかと思っています。

linea01.jpg (208850 バイト) 現在(2010年5月)市販されているイタリアものスチール製バイクで、最も仕上げが良くきれいだと思います。カザーティー(Casati)が2005年に、スチールバイクに根強い人気のある日本向け限定で生産、評判が良いので翌年からは定番になったというものです。
パイプはデダチャイSAT14.5、小振りなイタリアンラグ、独特のシートステイ処理など雰囲気がありますね。
本来はアヘッド仕様なんですが、所有者のこだわりでわざわざノーマルコラムに改造しています。クロモリパイプ、後からねじを切るのは大変なんだから。
んで、パーツも入手が難しいマビックSSCのブルーだのチネリ・グランモだの、非常に凝ったバイクです。好きねぇ。
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