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新しいパーツやメーカーの噂、非力なローディーの試乗記、複雑怪奇なパーツの互換性をクリアする方法etc・・・。自転車雑誌やプロショップでは相手にされないお話を集めてみました。随時更新します。
ただし、あくまで「噂」と「裏技」です。眉にツバを付けてお読みください。安全のためには「裏技」はお試しにならないほうがよいか、と(^^;) 思います。
(2007/10〜11)

<久しぶりのDE・ROSA姫>2007/10/7
朝練仲間が引き取った「Nuovo Classico」のお披露目にお付き合いして、久しぶりにDE・ROSA姫を引っ張り出しました。正月の初日の出ラン以外では、年に1回乗るかどうかですねぇ。
で、同様にDE・ROSAを引っ張り出した仲間が2人。写真の通り、鉄が3台とアルミが1台の計4台がそろいました(この日の朝練参加は11人)。
姫は、汗をかくと嫌がるので、最初はマイペースでまったりと走っておったのですが、いつの間にやらそれなりのペースになってしまい糸島半島に入るころには、40km/hプラスマイナスと普段のかけっこ大会と大差なくなっておりました。
お披露目というのに、ゴリゴリと踏み倒したおっさんのせいです。
(^▽^ケケケ
少しだけ弁護しておきますと(ここから本題)、DE・ROSAって休ませてくれないんですよね。どのフレームも一様に大変硬く、トルクをかけてグイグイ踏んだ方が良く進んで、乗ってて面白い。回転重視で流そうとしても、あんまり反応が良くない。で、ついつい重めのギアで無理をしてしまう、という訳。
今メーンで使っているカーボンフレームは意外に優しいし、夏前に蘇生させた銀MASIはこのうえもなくラグジュアリーな乗り味だし、ここのところ硬いフレームに縁がなかったので、75kmほどの朝練を終え、腰がビキビキと音を立てているのであります。50半ばのおっさんがかけっこに使うのは無理があったみたいですね。
m(_ _)m

<芯が出てない!>2007/10/14
休日にたむろしているショップで、社長が鑢を手にしてエンドの修正をする光景をしょっちゅう目にするようになりました。フレームの精度が悪く、車輪が真っ直ぐに装着できないのです。
自転車好きなら誰でも知っている某大手メーカーの製品です。5万〜10万円程度のシティバイクだと、ほとんどと言って良いほど鑢がけをしていて、たまに真っ直ぐ車輪を取り付けることが出来ると「おぉ! これは良か」とびっくりするぐらいですから、何をか況や。超高級フレームでも、特にフォークは3台に1台ぐらいは修正してます。
何でこんなに精度が悪いか。フレームを溶接する際、パイプ同士の当たりをきちんと出していないのではないかと。これらのフレームは、某台湾メーカーに下請けに出しています。相当安く叩いているのかどうかは知らんが、発注するメーカーがフレームの精度について、その程度、にしか考えてないのね。
このメーカーが大変厳しくショップを選んでいるのは、こうしたことを織り込み済みで、ちゃんと修正できる技術を前提に選んでいるのではと勘ぐってしまいます。
あ! ついでにホイールもたいていセンターが狂ってますから、もしかすると両方合わせて真っ直ぐになるよう考えていたりして(ないない)。
(^▽^ケケケ

<アルミ屑の恐怖(?)>2007/11/4
メーンマシンのORIAとアルミMASIで、カーボンリム用ブレーキシューをアルミリムの時でも付け放しにしていました。あんまりフィーリングは良くないのですが、利かないことはないのでついずぼらをしておりましたが、レーシング・ゼロにして以来(意外とオールマイティなのよ)、ホイール履き替えの機会がかなり減ったので、シューをアルミ用に替えようと取り外してビックリ!
当たり面に細かなアルミ屑がたくさん突き刺さっているではないですか。写真はアルミMASIのものですが、これは少ない方。ORIAのはちょっと怖くなるぐらいびっしり入っていました。千枚通しで丹念に取ったら当たり面は凸凹になってしまいました。
何も知らずにこれでカーボンリムのブレーキ、かけてたのね。(-_-メ)
カーボンリム用シューはアルミを削る、ということが判明。ちゃんと正しい組み合わせで使いましょう。ずぼらはいけません。
反省(T_T)

<今年も登れた>2007/11/11
福岡市の西、前原市の雷山中腹に雷(いかずち)神社があります。標高約660m。紅葉で有名な雷山千如寺を抜けた奥、ひっそりとしたお宮です。ここで雨乞いをしていたという由来があります。境内の公孫樹は樹齢900年以上、高さ37m幹周り7mという風格のある大木で福岡県の天然記念物に指定されています。
ここ数年、紅葉の季節には朝練メンバーでここを訪れるのが習慣になっています。県道・三坂交差点から約4.2km。登るほどに勾配がきつくなる難コースを無事クリアできると、まだ走れるんだなぁ、と取りあえず安堵するのであります。
今回の参加者は15人。高齢集団「南米朝練」に、何と! 20歳代の若者3人が参加、上は60歳まで世代を超えて激坂に挑戦、全員が足もつかずに無事クリアできました。
アヤベーダさんと青クラ君のブログでも紹介されています。
http://blog.livedoor.jp/ayabeda/archives/2007-11.html#20071111
http://myclimbing.exblog.jp/6816154/
m(_ _)m

<久しぶりのSHAMAL>2007/11/23
部屋に吊り下げっぱなしのエアロホイール「SHAMAL」を引っ張り出してみました。前輪スポーク14本、後輪スポーク16本の'99モデルで3年ほど前に手に入れてはみたものの、あまりの重さに歯が立たず、ほとんどお蔵入り状態。
あんまりかわいそうなので、今冬から、かけっこはすまい、と心を入れかえたのを機に、その分、眠っている機材も使ってあげることにしました。
ところでこやつ、前後で2kgにもなるホイールですので、何より加減速が辛い。信号待ちからのスタートでは思いっ切り踏み込んで一気に速度を乗せないと、いつまでたっても速度が上がらず足だけがすり減っていくという悲惨な目に遭います。(^▽^ケケケ
当然、長い登りや急斜面では単なる鉄ゲタ。急な加速は不可能なので、スプリントには向きません。重たい分、減速も利かないので集団の中にいるのもご遠慮したい。
どこで使うんじゃぃと思ってしまう、およそ素人向きではないホイールだけど、いったん速度に乗ると、そーですねぇ少なくとも35km/hあたりからは楽をさせてくれるし、速度さえ出てしまえば緩斜面も苦にせずクリアできるし(足が元気な間だけ)
。まぁ速度の伸びとか加速感とかはBORAなど軽量カーボンエアロホイールの方が、はるかに上とは思うけど、風があろうが雨が降ろうが路面が良くなかろうが神経を使うことなく、単独走ができるというのは他では味わえません(楽しいかどうかは別)・・・・しかし、疲れた・・・・(-_-メ)
今冬は、これでゆっくりと走ることにしています。

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