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新しいパーツやメーカーの噂、非力なローディーの試乗記、複雑怪奇なパーツの互換性をクリアする方法etc・・・。自転車雑誌やプロショップでは相手にされないお話を集めてみました。随時更新します。
ただし、あくまで「噂」と「裏技」です。眉にツバを付けてお読みください。安全のためには「裏技」はお試しにならないほうがよいか、と(^^;) 思います。
(2009/3〜4)

<フルオーダーカーボンフレーム>2009/3/1

チェンステイにブリッジが入っております!
カーボンフレームで、こんなの初めて見ました。
ただでさえ剛性の高いカーボンフレームにこんな工作をしたらとてつもなく硬くなるでしょうな。ただし、これは標準ではなく特別注文で工作してもらったもの。カーボンフレームをフルオーダーで製作するコラテック(Corratec)のSANNINOというフレームです。イタリアのビルダー、マウロ・サニーノ氏(MAURO SANNINO)が製作を担当しています。
このフレームのオーナーは三船雅彦さん。ヨーロッパでも活躍し、昨年引退された元プロ選手です。「とにかく硬く」というオーダーを出されたのだそうな。オーナーの身体各部を測定し、最適なジオメトリーを出すのをはじめ、上記のような感覚的な注文にもこたえられると言います。
値段も相応ですが、有名ブランドの最高級品に比べればフルオーダーできる分、リーズナブルかもしれませんね。
ちなみに、三船さんと10年以上にわたりMTBクロスカントリーのトップライダーとして君臨していた宇田川 聡仁さんが、コラテックの代理店、ダイワ精工の試乗会で福岡にお見えになった際に見せていただいたものです。残念ながら仕事のため、試乗会には参加できませんでしたが、一緒に走る機会を得た朝練メンバーは、目からウロコの体験だったようです。

<C40に49T>2009/3/23
7410系DURAに組み替えたC40ですが、いかんせん私ごときでは52Tx13-23の8速などというギアで使えるのは17〜21Tあたりで事実上の3段変速でした。登りを速く走ることは出来ないので、インナーは39Tでも構わないのですが、平地常用域で使えるギアが少ないのは大変辛い。(^^;)
さすがにもちっと選択肢がほしいと、いろいろ探したらシクロクロス用の77系チェンリングが見つかりました。とりあえず48と49を入手、C40のフロント変速機は直付けで小さいギアには対応していないと思われるので、多少なりとも何とかなりそうな49Tを装着しました。
効果は絶大。計算上はギア1枚重く出来るだけですが、精神衛生上たいへん良いのか、実際にはもうちょっと楽で、とりあえず5段変速ぐらいにはなりましたでしょうか。変速は見た目ほど劣化せず、素人がサイクリングに使用する分には何の問題もありません。
「チェンホイール小さいと、格好悪くないですか?」という声もありましたが、ナニ、大学生のころから普段使いのギアは49Tで一番重くしたときでも51Tでしたから、全く気にならないですよ。
ちなみにマスターオリンピックも50Tを探し当て、換装しています。
標準の52や53Tで走っておられる中高年の方は、フロントを小さくするとものすごく楽に走れますよ。ぜひお試しください。
m(_ _)m

<なんちゃってLOOK>2009/4/5
チェンステイに「587」とあります。
LOOKの新型!? と思わず見入ってしまうこのロードレーサー、実はある朝練メンバーの自作。
某商会で不良在庫(?)と化していたあるカーボンフレームを引き取り、塗装とロゴをDIYで仕上げたもの。ひと冬中、あーでもないこーでもない、と試行錯誤を重ねただけあって、ちょっと素人作とは思えません。
ホイールもわざわざZIPP808なぞを履かせて、完全にお遊びバイク。
土台になったフレーム、当てたら偉い!
o(^-^)o

<1●5折れた!>2009/4/19
フロント変速機のガイドが折れてしまっています。
どっかの安物ならいざ知らず、品質では間違いなく世界一の某国産パーツメーカーの大変実績のあるグレードのものです。
昨年夏納車。以来約5000km走行、転倒なし。到底トラブルが起きるような状況ではないと思いますが、あるんですね、こんなことが。40年ロードレーサーを見てきたお店の社長も「始めて見た」と驚いていました。
材質が硬すぎると起こり得るトラブルなのだそうな。熱処理の問題でしょうか。同じトラブルが他に起きているとは聞いたことがありません。同じロットで似たようなトラブルが起きやすいものですが、はてさて・・・・。

<走りやすい通勤路>2009/4/19
冬の間、中断していた自転車通勤を再開しました。寒いのは苦にならないのですが、帰宅時間はすでに真っ暗で、よる年波には勝てず、よー周囲が見えんようになってしまいました。危ないので帰宅時間でも明るくなるまで自重していた次第。
で、再開するにあたって悩んだのが朝の通勤ルート。これまでのルートは、付近に福工大付、中村学園女子、福大大濠と高校が3つもあって、自転車通学の高校生どもが、車道だろうがどこだろうが逆走するし、通勤のねぇちゃんや厨房はおろか、いい年をしたおっさんまでが一緒になって信号無視で突っ切るなどストレスと身の危険を感じていたので、他の道を探すことにしました。
で、たどり着いたのがよかトピア通りからヤフードームの海岸縁を抜け、西公園に上がり福岡漁港経由のルート。
途中、西南学院大がありますが、ナニ、大学生が私らの通勤時間に通学するわけはなし、人通りも少ないので精神的にうんとよろしい。西公園では多少なりとも登りがあるので、ちょっと走った気になれるのも○、ですか。

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