持ち主に愛され、可愛がられていたバイクも長い年月のうちに壊れ、また、朽ちていきます。なかには良い持ち主に恵まれないままプロショップの隅で眠ったままのバイクもありましょう。
こうしたバイクのフレームが、何本か私のもとで復活の時を待っています。
狭い我が家にそうそうたくさんは置けないとは思いながら、何かの縁があっての邂逅です。ピカピカの新車時代、オーナーに愛されていたころの姿に少しでも戻してあげたい、と思っています。

<パイプリムは(超)貴重品2>2008/3/30
で、スポルティフ用のリムは、気長に探すしかなかろうね。と話していた矢先、「こげなとがあったですよ」と差し出されたのが、ご存じSSCのシルバー36H。何でこんなものがまだあるの?
ヨタヨタとしか走らないはずのスポルティフにSSCはオーバースペック、と思い候補から外しておりましたが、いざ現物を突き付けられると、ねぇ。
思わず「ま しょんなかたい」と逝ってしまいました。
しかしねぇ、マキシカーのハブとSSCの組み合わせなんて、贅沢のきわみ、値段だって下手な完組ホイール真っ青だもんなぁ。もともと拾ったフレームなのに、こんなんで良いのかね・・・・。
(^0_0^)

<やっと見つけた!>2008/7/13
いったんはSSCで組むしかないか…、とあきらめ(?)ておったのですが、折からの自転車ブームでいきつけのショップが大変忙しく、オタクのしょーもない遊びに付き合っておる暇なぞどこにもない、という状態のため蘇生計画はピタリと止まっております。
これ幸いと、もう一度アル・カン・シェルを探しはじめて3か月余り。ようやくヤフオクで発見、何とか入手することができました。
ショップにあるはずのマファックレバーが見つからず、こちらもヤフオクで入手。独特のハーフパッドの方が雰囲気があるので、茶色のフルパッドと交換に朝練仲間から譲っていただきました。
これで主なパーツがほぼ揃ったので、お客さんの少ない時を見計らって自分で組みますか。車輪はお願いしないといけませんが…。

<ホイールが出来た!>2009/7/4
何をやってたんだか、1年ぶりの更新ですな。
ナニ、仕事は全く忙しくないのですが、南米商会さんの「初心者講習会」のお世話をしたり、降って沸いたように珍しいロードバイク(それも複数)とご縁が出来たり。
おかげさまでこちらの方はすっかりご無沙汰となっておりました。
もうひとつ、ご無沙汰の理由がタイヤ。
WOならばいくらでも選択肢があるものを、太いチューブラーにこだわったばかりに、ドツボに嵌まってしまいました。
こいつにはマッドガードを履かせる予定ですから(そういえば、肝心なことを書いていない・・・)、タイヤがあまり細いとバランスが悪かろう。少なくとも25、本当は28相当のタイヤを履かせたいと物色しておったのですが、ないんだわ意外に。
最悪、Vittoriaが出しているシクロクロス用(銀色!)でもいいか、と半ばあきらめていたところに、Challengeのparis-roubaixが入荷、一も二もなく決定しました。これでアメサイドなら言うことはないのですが、まぁよかんべ。
ちなみにこれ、「Clement」ブランドで造られていたものの復刻版です。ちょうど28C相当。280g。
マキシカのラージハブとアルカンシェルのピカピカとのコンビネーションもなかなか決まっている、と勝手に思っておりまする。
m(_ _)m