MASI。数あるイタリアのチクリの中でも知る人ぞ知る老舗です。日本では、なぜか九州は福岡・南米商会がオーダーを受けています。日本から発注する数は年間10本前後と決して多くはないのですが、このフレームを何本も見ていると、自転車の奥深さ、面白さを改めて認識させられます。

  
<超絶!1/8 Masi Integral>2007/6/19

1/8models01.jpg (133342 バイト)サイズのMasi Tig Integral です。自転車のミニチュアは結構ありますが、ここまで造り込んだのは見たことがありません。
作者は福岡市在住の会社員。かつて建築模型などを手がけていたことがあるそうで、今でも休日を利用してワン・オフの模型を作るのが楽しみだとか。
ちなみにこの模型は作者の友人所有のMASIがモデル。フレームは銅パイプ、後はピアノ線やレジンなどを使っているそうな。
チューブラータイヤの質感、ニュークリオンのハブ周り、本物と同じ13−23Tのスプロケット等々驚くばかり。これを見た社長は思わずブレーキレバーを握ったのでした。
車輪を組んでちゃんとセンターを出すためにわざわざ治具を組むほどの力の入れようで、作業時間は優に100時間を超える、とか。
興味がある方は、愛車の1/8模型をオーダーしてはいかが? ただし、作る側からすれば実物と同じぐらいの値段じゃないと引き合わない、ってのがクリアできればですが・・・・。

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1/1 Tig Integral

<MASI近況2007>2007/3/27

朝練常連メンバーの一人が、出張ついでにMASI工房を訪ねてきました。おっさんどもが自慢するMASIに触発されての訪問です。あいにく英語の分かる娘さんが不在で、こちらは英語、あちらはネイティブ、おまけに東京五輪銀メダリスト(4000mチームパシュート)のカルロ・ランカティ氏が遊びに来ていた、ということで身振り手振りで国際親善を果たした、ということであります。
(^。^)
したがって技術的、またはオタクを満足させるような話にはなりようがなかったと言うことですが、ちょうどファリエロのフレーム(1947年製)のレストア中で、これの説明には気合いが入っていたらしい。「このホイールが付くんだ」とばかりに吊したホイールを見せるアルベルトの写真があります。とてもうれしそうで、自慢げだったとか。
写真だけでは分かりませんが、レストアはパイプの付け替えでしょうか、BBのラグワークは新しいもののように見えます。これはきれいですねぇ。ヘ(^o^)/
ちなみに現行品の話ですが、クロモリフレーム(ラグ付き?)は1500ユーロでオーダーできる、そうな。現時点で南米ではオーダーを受けておりませんが・・・。
楽しいひと時を過ごした常連おやじ、来年もイタリアに行くそうなので、もしかすると新作が拝めるかも・・・・。(^▽^ケケケ
写真にTigクロモリとアメリカ向けのMILANO SPORTSが写っています。小さくて分かりにくいですが、少なくとも仕上げの手間はかけているようにみえますね。

写真はこちら

<MASIファンHP>2007/1/16

Gran Criteriumと3V−Volumetricaを所有する友人が、「MASIばかり集めた面白いホームページがある」と教えてくれました。アメリカに存在するクラシックMASIを集めたホームページで、各部の工作の変遷、ヘッドマークの数々、イタリアンMASIとアメリカンMASIの違い等々、それはそれは見応えのあるホームページです。リンクも充実していて、面白いホームページがずらりと並んでます。
そこを見ていると、ちょっとうれしいことが・・・・ヘ(^o^)/
http://bhovey.com/Masi/index.html

 

<MASI最新画像!>2004/9/28
東京在住の南米常連・Yさんが、ミラノショーに合わせてご夫婦でMASI工房を訪問しました。
Yさんは、TIG(もーすぐ希少アルミも)、奥さんはWith_Carbon。ともにMASIのオーナーというご夫婦そろってのファンであります。
いろいろなお話をうかがって来られたようですが、それは今度来福された時の楽しみにとっておいて、最新のMASI工房の写真をまずはご覧ください。
P.S.
奥さんのMASI、近いうちにご覧いただきたいと思います。

 年の初めに5本のMASIフレームと一緒に、何やら不思議なものが南米商会に届きました。金色の六角形の紙箱で、一個所だけフレームのロゴと同じ書体で「MASI」とあります。
中身は何と、焼き菓子。2か月ぐらい持つものがあるんだそうで。一緒にAlbertの自筆のメッセージカードが入っておりました。イタリア語なので読めませんが、メリークリスマスとハッピーニューイヤー、ということらしい。わざわざこんな箱を造って取引先に菓子を配るとは。やることが洒落てますね。
(^0_0^)

2004/1/16

 福岡でユニバーシアードが開催された時のこと。イタリアの役員が南米商会を覗いて「おまえの店はMASIを扱っているのか?」とびっくりした様子。なんで? と聞くと「イタリアでは、それなりに成功した大人が乗るブランドだ。誰でも乗れるわけではない。それを日本で見ることができるとは・・・・」と講釈を垂れていったとさ。

 ちなみに彼の国ではマージは、デ・ローザやコルナゴよりも1割高く売るのが通り相場だ、と言っておったらしいです。

 かのエディ・メルクス。アマチュア時代からマージに乗って頭角を表した。新人時代、すでにMASIに乗っていたもので先輩から「おめぇ、新人のくせに生意気な」と言われたとか。

 アルミ全盛になる前の話ですが。MASIの工房で、レモン、インデュライン、キャプッチを目撃したという人が。もう少し遡ればイノーも。プロの彼らがチクリに立ち寄る理由はただひとつ・・・・。

 MASIは、南米商会が取り扱うまで日本には正式な輸入ルートはありませんでした。アルベルトが南米社長に曰く「日本に出したことはない」と断言したから間違いないでしょう。多分、イギリスあたりを経由して入ったのではないかと。

 欧米では、あれだけ知られているMASIなのに、あまり日本に入ってこなかった理由のひとつに、先代ファリエーロが日本嫌いだから、という噂がありました。
 ある人から聞いた話ですが、その原因を作ったのはアマ車連で、東京五輪の前、日本チームの自転車の調達にイタリアに渡り、最初にMASIを訪問。その時の態度があまりに横柄だったので、ファリエーロが腹かいて(方言)追い出したという。そこで、一行はチネリに出向いて発注した、というオチまでつくのですが・・・・。
 この話、アルベルトは「そんなことはない」と否定したそうで、多分、アマ車連に恨みを持つ人間が言いふらしたのでありましょう。